Soft Cell(ソフト・セル)|80年代英国のニューウェイブ・シーンを代表するシンセ・ポップ・デュオ、約20年振りとなる奇跡の最新作『Happiness Not Included』
1980年代初期に活動を開始し、1981年の「Tainted Love」や1982年の「Torch」といった大ヒット曲を世に送り込んだ、80年代の英国ニュー・ウェイヴ・シーンの代表的アーティスト/シンセ・ポップ・デュオ、ソフト・セル。フロントマンのマーク・アーモンドと、プロデューサー/インストゥルメンタリストのデイヴ・ボールという二人からなるこのソフト・セルは、1981年から1984年にかけて4枚の作品を発表し、全てを全英Top 20に送り込み、12曲のTop 40楽曲を生み出すなど、絶大な人気を誇っていたのだが、1984年に解散。その後2001年に復活を遂げた彼らが、2002年発表の前作『CRUELTY WITHOUT BEAUTY』から実に約20年振りとなる通算5作目の最新作『Happiness Not Included』を発表する!
アルバムの情報に先駆けて彼らは8月に新曲「Heart Like Chernobyl」を発表、そして10月にアルバムの情報と共にもう一つの新曲「bruises on My Illusion」を発表。この2曲を含む全12曲を収録した、世界的ロックダウンの最中にスタジオで作り上げられたこの最新作『Happiness Not Included』は、光と影、希望と絶望、そして個人的なものと普遍的なもの、その全て間にあるすべてを独特且つ印象的なバランスでサウンドに封じ込める、ソフト・セルのファンが最初に彼らに魅了された特徴が見事に表現されているアルバムだ。
高揚感のあるサウンドとマークの暗く破滅的な歌詞が対照的な、憧れに満ちた「Purple Zone」や、白昼夢のような優雅さが漂う「Light Sleepers」、バロック調のシンセサイザーのエネルギーと演劇的なヴォーカル・ハーモニーが高みにのぼっていく「Bruises On My Illusions」、そして純粋な壮大さをもち、アルバム全体をまるで映画のような雰囲気で締めくくっていく「New Eden」など、聴きごたえのある楽曲がぎっしりとここに詰め込まれているのだ。
キャッチーでありながら世故に長けた、ミニマルかつメロディックなベースが主導するサウンドがここに…!
輸入盤CD
輸入盤LP
■収録曲
01. Happy Happy Happy
02. Polaroid
03. Bruises On All My Illusions
04. Purple Zone
05. Heart Like Chernobyl
06. Light Sleepers
07. Happiness Not Included
08. Nostalgia Machine
09. Nighthawks
10. I'm Not a Friend of God
11. Tranquiliser
12. New Eden