Orange Mountain Music フィリップ・グラス:交響曲第14番(世界初録音)など3タイトルリリース!
Orange Mountain Musicよりフィリップ・グラス3タイトル発売!
オレンジマウンテン・ミュージックは、フィリップ・グラスの音楽を研究しているファン、愛好家、音楽学者のために設立されたレコード会社で、これまで約150タイトルをリリースしています。今回、(1)LGTヤング・ソロイスツ演奏によるグラスの交響曲第14番(世界初録音)、(2)アッハライナー(バリトン)と滑川真希(ピアノ)によるグラス/歌曲集、(3)チェイス・スプライル(ヴァイオリン)によるグラス/ソロ・ヴァイオリン作品集、の3タイトルがリリースされます。
(タワーレコード)
オレンジ・マウンテン・ミュージックは、フィリップ・グラスの交響曲第14番をLGTヤング・ソロイスツに依頼し、世界初録音しました。アルバムの冒頭では、グラスのピアノと弦楽オーケストラのための「チロル協奏曲」(2000年)の新録音を、才能ある若手ピアニスト、マーティン・ジェイムス・バーレットがソリストとして演奏しています。チロル地方の伝統的な旋律をもとにした3楽章からなるこの協奏曲は、ヨーロッパ中から集まった若き精鋭たちによるLGTヤング・ソロイスツによって新鮮な解釈が加えられています。アルバムの最後には、1994年に発表されたグラスの2つのヴァイオリンと弦楽器のための「Echorus」が収録されています。この曲はグラスのエチュード第2番に基づいており、ヴァイオリニストのユーディ・メニューインとエドナ・ミッチェルのために作られたものです。
(メーカーインフォより翻訳/タワーレコード)
フィリップ・グラスの「歌曲」では、バリトンのマーティン・アッハライナーとピアニストの滑川真希が、グラスの1997年の歌曲集「ミラレパの歌」を世界初録音しています。この作品は、900年から1000年前のチベットの詩人ミラレパの精神的な旅を描いたものです。2009年に発表されたグラスのオペラのタイトルロールであるケプラー役でブレイクするなど、複数のグラスのオペラで歌ってきたマーティン・アクレイナーは、瞬く間にグラスのスペシャリストとなりました。滑川は、現在、フィリップ・グラスと仕事をしている傑出したアーティストの一人です。2014年にグラスに選ばれ、グラスの「ピアノ・エチュード全集」を録音する最初のピアニストとなりました。アルバムの最後には、グラスが1989年にアレン・ギンズバーグと制作した歌劇「ハイドロゲン・ジュークボックス」と、演出家ロバート・ウィルソンと制作したマルチメディア・オペラ「モンスターズ・オブ・グレース」の2つのソースからの歌を集めた「バリトンとピアノのための3つの歌」が収録されています。
(メーカーインフォより翻訳/タワーレコード)
ヴァイオリニスト、チェイス・スプライルの新録音『A Common Time』には、フィリップ・グラスのソロ・ヴァイオリンのための『Sarabande in Common Time』(2016年)の世界初録音が収録されています。作曲家に捧げた2枚目のフル・アルバムで、ソロ・ヴァイオリンのための彼の作品のセレクションと、スプライルによる新しいトランスクリプションが含まれています。これらの新録音には、映画『キャンディマン』や『ナコイカッツィ』の象徴的な音楽のほか、グラスの舞台作品の音楽(『ア・マドリガル・オペラ』、『スクリーン』~午後のワルツ)や、『アラベスク・イン・メモリアム』などの純粋な器楽曲が収録されています。
(メーカーインフォより翻訳/タワーレコード)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年11月23日 00:00