カラヤン晩年の映像作品『カラヤンの遺産』シリーズ・ブルーレイ化第3弾 (8タイトル)
その卓越した音楽性とカリスマ性で20世紀クラシック界に君臨した大指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン。カラヤンが晩年の1980年代に精力的に取り組んだ、「カラヤンの遺産(レガシー)」シリーズの中から、8タイトルが初Blu-ray Disc化!LD用マスターよりアップコンバートによるBlu-ray Disc化。音源はオリジナル音源(リニアPCM/STEREO)に加え、b-sharpによるリマスター音源2種類([リニアPCM/STEREO]と[DTS HD Master Audio/5.0サラウンド])の合計3種類(『モーツァルト:ディヴェルティメント第17番』と『ばらの騎士』はサラウンド無しでSTEREOの2種類)を収録。過去に発売されたVHS、LD、DVDよりもいっそうの高画質、高音質が期待されます。
(タワーレコード)
収録層:Single(『ばらの騎士』のみSingle/Dual) / 画面サイズ:16:9 (16:9の画面に4:3が乗っている形) / 音声1:LPCM Stereo / 音声2:LPCM Stereo / リージョンコード:A,B,C / 画像:Color
アーティストプロフィール
1908年4月5日ザルツブルクに生まれる。1955年カラヤンはベルリン・フィルの音楽監督に就任、ウィーン国立歌劇場(1957年から1964年)とザルツブルク音楽祭(1956年から1960年)の両方の芸術監督を務める。またビジュアル・メディアと音楽的な表現を高める新しい録音技術を使うことに非常に長けていて、レコードの売り上げも桁違いで「帝王」として楽壇に君臨した。1989年7月16日ザルツブルクで死去。
(ソニーミュージック)
(1)カラヤンの遺産 チャイコフスキー:交響曲第4番・第5番・第6番「悲愴」
その卓越した音楽性とカリスマ性で20世紀クラシック界に君臨した大指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン。カラヤンが晩年の1980年代に精力的に取り組んだ、「カラヤンの遺産」シリーズからウィーン・フィルとのチャイコフスキー後期3大交響曲集です。自身7回もの録音を繰り返した名曲「悲愴」交響曲に加え交響曲第4番と第5番にも取り組み、ウィーン・フィルから極上の響きを得たカラヤンは自身の芸術の精髄を映像作品としてここに結実させました。
曲目
1.交響曲第4番ヘ短調 作品36
2.交響曲第5番ホ短調 作品64
3.交響曲第6番ロ短調 作品74「悲愴」 (以上収録予定/曲順未定)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:1984年1月(3)、1984年3月(2)、 1984年9月(1) ウィーン、ムジークフェラインザール
(2)カラヤンの遺産 ドヴォルザーク:交響曲第8番
その卓越した音楽性とカリスマ性で20世紀クラシック界に君臨した大指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン。カラヤンが晩年の1980年代に精力的に取り組んだ、「カラヤンの遺産」シリーズから第9番「新世界より」と並んで、ドヴォルザークの交響曲中1,2の人気を誇る交響曲第8番。ドヴォルザーク特有の叙情性豊かな音楽性と田園的ともいえる自然色豊かな楽想を、ウィーン・フィル率いるカラヤンが実に気持ちよく表現しています。
収録内容
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調 作品88
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:1985年1月8日~11日、ウィーン、ムジークフェラインザール
(3)カラヤンの遺産 ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
その卓越した音楽性とカリスマ性で20世紀クラシック界に君臨した大指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン。晩年のカラヤンによるドヴォルザーク「新世界より」は、当時ベルリン・フィルより関係の深くなっていたウィーン・フィルとの演奏によって映像化されており、ウィーン・フィルの優美で煌びやかな響きが大きな魅力を放っています。ドヴォルザークの管弦楽法を紐解いたかのような、旋律の動きを捉えた巧みな映像の切り取り方は、まさしくカラヤンならではといえるでしょう。
収録内容
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 作品95「新世界より」
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:1985年2月6日~9日、ウィーン、ムジークフェラインザール
(4)カラヤンの遺産 "万霊節"メモリアル・コンサート1984 R. シュトラウス:交響詩「死と変容」/メタモルフォーゼン
その卓越した音楽性とカリスマ性で20世紀クラシック界に君臨した大指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン。カラヤンが晩年の1980年代に精力的に取り組んだ、「カラヤンの遺産」シリーズからR.シュトラウスの「死と浄化」と「メタモルフォーゼン」です。決して聴きやすい有名な曲ではありませんが、名演揃いのカラヤンのR.シュトラウスの中でもこの演奏には晩年の巨匠ならではのシュトラウスへの共感が最も切実に美しくこめられており、感銘深い名演となっています。ZDFとテレモンディアルとの共同制作による1984年に行われた“万霊節”メモリアル・コンサートのライヴ映像作品です。
収録内容
R.シュトラウス:
交響詩「死と浄化」作品24
メタモルフォーゼン -23の独奏弦楽器のための習作
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:1984年11月25日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
(5)カラヤンの遺産 R. シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」
その卓越した音楽性とカリスマ性で20世紀クラシック界に君臨した大指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン。どれもが名演と言われているカラヤンのR.シュトラウス作品のなかでも、「英雄の生涯」は、その心情を吐露したかのような演奏がカラヤン自らが作品のストーリーと同化したのではないかと思われるほどのリアリティがあり、聴き応えある一枚となっています。
収録内容
R.シュトラウス:
交響詩「英雄の生涯」作品40
レオン・シュピーラー(ヴァイオリン)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:1985年2月、ベルリン、フィルハーモニー
(6)カラヤンの遺産 R. シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」
その卓越した音楽性とカリスマ性で20世紀クラシック界に君臨した大指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン。カラヤンが晩年の1980年代に精力的に取り組んだ、「カラヤンの遺産」シリーズからR.シュトラウスの「ドン・キホーテ」です。過去にロストロポーヴィチやフルニエなど名手たちと何度か録音をしているカラヤンですが、新鋭アントニオ・メネセスを迎えその繊細な表現、セルバンテスの作になる小説を巧みに音楽化したR.シュトラウスとの対話が秀逸の一枚です。
収録内容
R.シュトラウス:
交響詩「ドン・キホーテ」作品35
アントニオ・メネセス(チェロ)
ヴォルフラム・クリスト(ヴィオラ)
レオン・シュピーラー(ヴァイオリン)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:1986年1月、ベルリン、フィルハーモニー
(7)カラヤンの遺産 ベルリン市750周年記念コンサート モーツァルト:ディヴェルティメント第17番/R. シュトラウス:交響曲「ツァラトゥストラはかく語りき」
その卓越した音楽性とカリスマ性で20世紀クラシック界に君臨した大指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン。カラヤンが晩年の1980年代に精力的に取り組んだ、「カラヤンの遺産」シリーズから1987年ベルリン建都750年を祝って行われたコンサートをライヴ収録したものです。モーツァルトの優雅で華やかなディヴェルティメント第17番とR.シュトラウスの名曲「ツァラトゥストラはかく語りき」の2曲です。亡くなる2年前の演奏で、円熟味を帯びたカラヤン最晩年のスケール感溢れる指揮を堪能できます。
収録内容
モーツァルト:ディヴェルティメント第17番ニ長調K.332
R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」作品30
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:1987年5月1日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
(8)カラヤンの遺産 R. シュトラウス:楽劇「ばらの騎士」
日本語字幕付き
その卓越した音楽性とカリスマ性で20世紀クラシック界に君臨した大指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン。カラヤンが晩年の1980年代に精力的に取り組んだ、「カラヤンの遺産」シリーズから1984年にザルツブルク音楽祭で上演されたR.シュトラウスの傑作オペラ「ばらの騎士」です。カラヤンの「ばらの騎士」といえば、1960年のザルツブルク音楽祭で上演され、映像としても残されている記録映画がありますが、およそ四半世紀の歳月を経て再びこの大作に取り組みました。円熟の指揮者のみが成しえる豊麗さ、そしてどこまでも耽美的な響きでR.シュトラウス=ホフマンスタールの世界を美しく描き出します。
収録内容
R.シュトラウス:
楽劇「ばらの騎士」(全3幕)
[マルシャリン]アンナ・トモワ=シントウ(ソプラノ)
[レルヒェナウの男爵オックス]クルト・モル(バス)
[オクタヴィアン]アグネス・バルツァ(メゾ・ソプラノ)
[フォン・ファニナル]ゴットフリート・ホーニク(バリトン)
[ゾフィー]ジャネット・ペリー(ソプラノ)
[マリアンネ]ヴィルマ・リップ(ソプラノ)
[ヴァルツァッキ]ハインツ・ツェドニク(テノール)
[アンニーナ]ヘルガ・ミュラー=モリナーリ(アルト)
[警部]クルト・リドル(バス)
[伯爵家の家令]ヨーン・ファン・ケステレン(テノール)
[ファニナル家の家令]フランツ・カーゼマン(テノール)
[公証人]アルフレート・シュラメク(バス)
[料理屋の主人]カール・テルカル(テノール)
[歌手]ヴィンソン・コール(テノール)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ヴァルター・ハーゲン=グロル(合唱指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
収録:1984年 ザルツブルク祝祭大劇場