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日本フィルのオリジナルレーベルよりストコフスキー来日ライヴCD化!ベートーヴェン“運命”&バッハ“トッカータとフーガ”

ストコフスキー

日本フィルハーモニー交響楽団オリジナルレーベル
「JAPAN PHILHARMONIC ORCHSTRA RECORDINGS」より
ストコフスキー1965年ライブをCD化

公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団(理事長:平井俊邦)は、楽団のオリジナルレーベル「JAPANPHILHARMONIC ORCHESTRA RECORDINGS」より、楽団の伝説的ライブである1965年のストコフスキー武道館ライブ音源をCDリリースいたします。

日本フィルは「令和2年度文化庁収益力強化事業」の支援により、2021年3月、日本初となる交響楽団のオリジナルレーベルを設立しました。1956年の楽団創立以来の貴重な音源、ミュンシュ、マルケヴィッチ、ベニー・グッドマン、渡邉曉雄(日本フィル創立指揮者)等の演奏や「日本フィル・シリーズ」初演など歴史的音源のデジタルアーカイブと配信を開始。現在52タイトルがリリースされています。この配信音源からこのたび、名指揮者ストコフスキーの貴重な記録を初CD化いたします。

「オーケストラの魔術師」と称され、編曲者としてもすぐれ、映画出演などで抜群の知名度を誇った20世紀の巨匠は、渡邉曉雄との交友を縁に、日本フィルの招聘により85歳で“最初で最後”の来日を果たしました。本CDは音楽史上の大事件となった1965年日本武道館ライブ公演の楽団自身による記録です。収録曲は《トッカータとフーガ》、ベートーヴェン《運命》の2曲。時代を感じさせる名演、ストコフスキーの味付けたっぷりの2曲が蘇りました。

コロナ禍で舞台芸術団体の演奏機会と収益力が大きく毀損し、その影響は長期に及んでいます。日本フィルもさまざまな形で音楽と聴き手の方々をつなぐべく、配信などのコンテンツ活用を積極的に行う傍ら、演奏家の権利を守る権利保護の強化、アーカイブ音源に関するメタデータの管理システムの確立などを、レーベル設立と同時に進めています。

「あらゆる人々へ、世代へ、地域へ、世界へ」を活動の指針として、社会的活動を含む多くの事業を行っている日本フィルは、コロナ禍でライブの演奏会へのご来場が困難と感じる方などにも音楽をお楽しみいただく機会を増やすため、今後は歴史的音源のみならず、日本フィルの「今」をお伝えする配信音源を増やすほか、演奏コンテンツ活用をさらに推進していく計画です。
※ノイズの発生、音像が不安定になる箇所がございます。マスターによるものですので予めご了承ください。
(公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団)

1965年7月13日、日本武道館ライヴのバッハ《トッカータとフーガ》とベートーヴェン《運命》は、1987年にカペレ・レーベル、及び1990年にプラッツ・レーベルよりCDリリースされたことがあり、今回が32年ぶり、3度目のCD化になると思われます。
(タワーレコード)

ストコフスキーin武道館1965(JPCD-1030)

【曲目】
J.S.バッハ(ストコフスキー編曲):トッカータとフーガ
ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》
【演奏】
指揮:レオポルド・ストコフスキー
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団
【録音】
1965年7月13日|日本フィルハーモニー交響楽団特別演奏会|日本武道館(ライヴ録音)

録音:若林駿介
マスタリング:田林正弘(日本コロムビア株式会社)
解説:寺西春雄(1965年公演プログラムより転載)
Art Direction & Design by D&Design

制作:公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団
製造:日本コロムビア株式会社
発売日:2022.03.04

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年02月16日 00:00