レコードで聴きたい「日本のパンク/ニュー・ウェイヴ」特集
コシミハル
コシミハルのアルファ/YENレーベル移籍第1作『チュチュ』(1983年)と第2作『パラレリズム』(1984年)、2021年Record Store Dayで好評を得た復刻アナログLPを新たにカラーヴァイナル仕様で再発売。
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カラード・ミュージック『Colored Music +1』
YMOのサポート・メンバーとしても知られる橋本一子と藤本敦夫のユニット、カラード・ミュージックが1981年に残した唯一のアルバムをアナログ・リイシュー。
しかも、アルバム制作当時に録音されながら2018年のCDリイシューまで未発表だった「Giant Bird」を追加したクリア・スカイ・ブルーの特別仕様。
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コクシネル『ボーイズ・ツリー』
元めんたんぴんの池田洋一郎とヴォーカリスト野方攝が中心となった金沢出身のNew Waveバンド、コクシネルが86年にバルコニー・レコードからリリースした1stアルバムを初アナログリイシュー。
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『ハードコア不法集会』
誰もが認める歴史的名盤が40年の時を越えて復活!!!
◎オリジナルを再現したポスタージャケット。(誤字訂正あり)
◎デジタル・リマスターリング
◎重量盤(180g)
[参加バンド]
LAUGHIN' NOSE / MOBS / COBRA / LIP CREAM / GISM / OUTO / BAWS / ZOUO
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『ゴジラ・スペシャル・ディナー』
日本パンク・ロックの幕開けを告げた東京ロッカーズ(1978~79)から生まれた日本初のパンク専門レーベル、ゴジラ・レコード。そこで発売されたシングル盤のコンピレーション・アルバム「ゴジラ・スペシャル・ディナー」(1983年)が、41年ぶりにストレート・リイシュー!
1988年初CD化およびLP再発時のマスター・テープを元にリマスタリング。
また、オリジナルLP通りA1サイズのインナーも忠実に復刻。
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ゲルニカ『改造への躍動~超特別拡大版~』
衝撃の1stアルバム拡大版、アナログ2枚組で発売!紹介ページはコチラ≫
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のいづんずり『抱擁』
日本ノイバウテン、と評価されたアヴァンギャルドポップバンド「のいづんずり」のテレグラフから発売された1stアルバム(1985年)が待望の初LPリイシュー!戸川純がボーカルで参加の怪盤。京都発の土着型ニッポン・ロック。
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突然段ボール『不備』
簡単にカテゴライズされることを拒否する、独自でユニークな世界を持つ突然段ボール。名盤『抑止音力』と対をなす同時期録音の1991年4thアルバム『不備』が遂に初アナログ化!!
突然段ボールがアルケミーレコードに残した唯一の作品でもあり、数多あるアルバムのなかでも断トツで少ない3曲収録ながら、日本ロック史上最強の長編楽曲「アラウンド・ザ・ロスト・ワールド」(17分29秒)をはじめ、ワン&オンリーとしか形容しようのない独特の世界観はまさに突段そのもの。圧倒的なインパクトを誇るジャケットをLPサイズでどうぞ。
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『愛欲人民十二球団~関西オールスター夢の球宴』
非常階段、サバートブレイズ、想い出波止場、レイプス、赤痢といったアルケミーレコード周辺のアーティストが多数参加したコンピレーション「愛欲人民十二球団」がまさかの初アナログ化!
吉祥寺の伝説的ライブハウス「マイナー」で行われた幻のイベント「愛欲人民十時劇場」。その模様を収録し1980年にピナコテカレコードから発売されたLPにアルケミー周辺の関西インディーズ戦士達がインスパイアされ生まれたのが「愛欲人民十二球団」だ。想い出波止場の津山篤とサバートブレイズの岡野によるハイテクプログレユニット「広島カーブド・エア」、ニールヤングの物真似も完璧な津山篤のあまりにも美しいアプローチに感動する「近鉄バッファロー・スプリングフィールド」、赤痢のみゆとあやのユニットで89年お盆におこなった自宅ライブを収録した「ロッテオリビア・ニュートンジョン」等々・・・当時のプロ野球12球団を模したインパクト絶大なユニット名に加え、この時代における関西アンダーグラウンドシーンのリアルな雰囲気を収録した、バカバカしくも愛と滋養に満ちた名作(迷作?)。
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ザ・スターリン『FISH INN』
1984年にリリースされた遠藤ミチロウ率いるザ・スターリンのラストとなる4thアルバムが、発売40周年を記念してオリジナルバージョンとしては初のアナログリイシュー。
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R.N.A. Organism『Unaffected Mixes plus』
日本のオルタナティヴ・ミュージック黎明期を代表するユニットとして注目される"R.N.A.オーガニズム"の未発表ミックス音源集が2LPで発売!Vanityレーベルから1980年に発売された唯一のアルバム制作時の別ミックス/ヴァージョンが、40余年の眠りから今ついに目覚める……。アブストラクトでフリーキー、オリジナル盤とは異なるアスペクトでその全貌を明らかとしたヴァイナル決定盤。
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暗黒大陸じゃがたら『南蛮渡来』
『南蛮渡来』は「暗黒大陸じゃがたら」名義で1982年バンド自身のレーベルUGLY ORPHANからリリースしたファーストアルバム。初期からのパンク的要素とのちの黒人音楽~アフロ要素が混在し、闇雲なパワーと危うさを孕んだ本作は、発表と同時に国内の代表的なロック・メディアから高い評価を受けた。本作のジャケット・デザインは再発の度に変更され全部で4種あると言われるが、今回のLPのデザインは初回発売盤に準拠している。
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リザード/紅蜥蜴
70年代後半から80年代前半期を席捲したムーヴメント“東京ロッカーズ”。その筆頭バンドであったLIZARDとその前身、紅蜥蜴による超貴重な音源が初アナログ化。今回は2024年最新リマスター盤(『LIZARD』を除く)でお届け。紹介ページはコチラ≫
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フリクション
フリクション、ヴァイナルでのリイシュー・プロジェクトが始動。歴史的名盤『軋轢』と、当時の演奏を記録したライブ盤がアナログ盤で蘇る。紹介ページはコチラ≫
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非常階段『Answer 81 1981.4.19. Vol.1』
言わずと知れた"キングオブノイズ"こと非常階段、1981年に京都磔磔にて行われたイベント"Answer 81"でのライブ音源がついに単独作品としてリリース!初期のドロドロとした阿鼻叫喚、地獄絵図のサウンドがアナログで蘇る!
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ザ・スターリン『Answer 81 1981.4.19. Vol.2』
1981年京都磔磔でのイベント"Answer 81"での未発表ライブ音源がまさかの発掘リリース!ミチロウ、シンタロウ、金子あつし、イヌイジュンという初期メンバーによる過激な演奏と生々しい緊張感に溢れたライブが40年以上の時を超えてついに陽の目を見る。「電動コケシ」「解剖室」「撲殺」など初期の代表曲が飛び交う全15曲収録。
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D-DAY『Grape Iris』
D-Dayが1986年にバルコニー・レコードからリリースしたアルバムがアナログリイシュー。
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『終末処理場』
所謂ノイズ、インダストリアルと呼称される当時の関西アンダーグラウンドシーンで活動していた3バンドを収録。"非常階段"の名盤『蔵六の奇病』(1982年)の2年前にリリースされたことから、事実上彼らのファーストアルバムとも評されており、初期のフリーフォームなロックからノイズに展開していく光景をB面の1曲で体現している。「NG」は重厚なインダストリアルサウンドにダークな歌が覆いかぶさる、まさに暗黒という形容がふさわしい圧巻のサウンドメイキング、そして「ジュラジューム」はサイケデリックと電子ノイズが融合した唯一無二のエレクトロニックミュージックを展開。いずれも日本における最初期のインダストリアル・サウンドとして高く評価されており、のちのジャパノイズが世界へと広がっていく礎を築いたといっても過言ではない重要作。40年以上の年月を超え、遂に初めてのアナログ再発! (C)RS
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アーント・サリー『Aunt Sally』
Phewらにより結成されたアヴァン・パンク・サイケデリック・ロック・グループ、アーント・サリーが1979年にVanity Recordsより発表したオリジナル・アルバムがアナログでリイシュー。
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ヴァージン VS『星空サイクリング C/W ヌーベル・シンデレラ』
ヴァージンVS「星空サイクリング(Live)」が「うる星やつら」のキャラクターデザインを務める人気アニメーター、浅野直之の描き下ろしジャケットで7インチ発売!そして、オリジナル・アルバム未収録で今回が初出となる「ねじ切れた夜」(1983年スタジオデモ)!!!!!!!!!含め、AB面曲を収録した3曲入りCDが封入特典!
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赤痢『赤痢初期ライブ音源集』
赤痢の初期ライブ音源集が初のアナログ化!1983~88年の間に残されたライブ音源のなかからアルケミーレコーズ主宰のJOJO広重自ら選曲した全25曲を収録。
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SS 『live!』
ハードコアパンク誕生前夜の1978年に突如現れた伝説のバンド『SS』。当時世界最速と評された彼らの貴重なライブ音源が待望の初アナログ化。収録されてるのは79年のライブ(全36曲、34分)だけど後のオリジナルハードコアの連中より速い。同時期に活躍したINUのメシ喰うなの影に隠れがちだけどこのSS LIVE!も日本のパンク黎明期を代表する名盤。
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Angel'In Heavy Syrup『II』『III』
ガールズ・サイケデリック&プログレッシブ・ロック・バンド、エンジェリン・ヘヴィ・シロップが1993年に発表したセカンド・アルバム『II』、1995年に発表したサード・アルバム『III』がアナログでリイシュー。
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フラット・フェイス『FACE』
日本ロック黎明期の伝説のバンド、葡萄畑のドラマーであった武末充敏氏によるポップ・ユニット唯一のアルバム。'80年代のエル・レーベルやクレプスキュール、コンパクトオーガニゼイションなどにも通じる、丹念に作りこまれた打ち込みを中心にアコースティックな質感もブレンドされた、洗練されたヨーロピアン・サウンド。ネオ・アコやフレンチ・ポップなど後の渋谷系サウンドを予見させるような早すぎたフューチャー・ポップ奇跡の1枚。リマスタリング・エンジニアは原真人氏。小柳帝氏によるライナー・ノーツを収録。(オリジナルリリース1986年)
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JUKE/19『EZMD』『19/19』
伝説のNO WAVE、日本アヴァン・ミュージック史上最重要バンドJUKE/19全作品アナログ化project 第三期の2作品が6月7日発売。
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スター階段『1983.9.17 LIVE』
ザ・スターリンと非常階段による合体バンド「スター階段」、伝説のライブ音源が待望の初アナログ化。
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THE CONTINENTAL KIDS『グランド・パンク・レイルロード』
80年代関西パンク・ハードコアシーンにおける最重要バンドのひとつ、コンチネンタル・キッズのセルフカバー・ベストアルバム!今作を最後にバンドは活動を停止するも、のちのハードコアシーンに多大な影響を及ぼした彼らの集大成がついに初アナログ化。
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THE FOOLS『WASTIN' TIME, OFF YOUR BEAT / 空を見上げて(ALTERNATE MIX)』
2023年5月に復刻されるTHE FOOLS『Weed War』から、限定7インチ・シングルカットが登場。アルバム収録の人気曲「WESTIN' TIME, OFF YOUR BEAT」(初のシングル・カット!)に加え、今回初出となる「空を見上げて」のオルタナティヴ・ミックスを収録。
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少年ナイフ『みんなたのしく少年ナイフ』
記念すべき初のリリースとなる1982年の自主制作カセット・テープを、世界中の少年ナイフ・ファン超待望の初LP化。
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『フレッド・フリス&突然段ボール』
ファースト・アルバム『成り立つかな?』(1981年)のユニークなサウンドが海外でも話題となった、深谷が生んだ異形のロック・バンド、突然段ボール。彼らがイギリスの前衛ロック・グループ、ヘンリー・カウの元メンバーのフレッド・フリス(g)と1981年7月23日に新宿ロフトで行ったライヴを記録し、1982年に突段自身のフロアー・レーベルよりカセット・テープでリリースしたアルバムを待望の初LP化! 足踏みオルガンとドラム、2本のギターによる、他に類を見ない脱力系即興音楽。
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『ロル・コックスヒル&突然段ボール』
日本ロック界の至宝、突然段ボール。彼らがフレッド・フリスとの共演盤につづき、イギリスの即興サックス奏者ロル・コックスヒルと制作し、1983年に突段自身のフロアー・レーベルよりリリースしたアルバムを待望のLP再発! 日本とイギリス間で互いのテープを交換し合い、音を重ねる方法で制作された作品で、奇妙にねじれた突段の楽曲およびサウンドとフリーキーなロル・コックスヒルのサックスのせめぎ合いがなんともスリリングだ。名曲「夏はかげろう」収録。
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JUNGLE'S『Hey! Child c/w 21st Centuy Arabian Night』
川田良率いるJUNGLE’Sの 2ndシングル『Hey! Child c/w 21st Centuy Arabian Night』 が1st EPに続いて待望の7inchリイシュー。
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突然段ボール『成り立つかな?』
1981年制作の記念すべきファースト・アルバムに「夏はかげろう」と「そのままでいいよ」の2曲をボーナス・トラックとして収録してLP再発。
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JUKE/19『PIECES』『SOUNDTRACK』
美術家・大竹伸朗が、その美術家のキャリアを始める以前にやっていた音楽ユニットJUKE/19の作品がアナログでリイシュー。1981年に発表されたサード・アルバム『PIECES』、1982年に発表された4作目で、レギュラー・バンドとして活動していた時期の最後の作品『SOUNDTRACK』の2タイトルが発売中。
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あぶらだこ『ADK<完全限定生産盤/ピクチャー・レコード>』
あぶらだこが1stアルバム(1985年)以前にADKから発表したソノシートと12インチの全曲、徳間ジャパンのコンピレーション『グレート・パンク・ヒッツ』(1983年)参加曲をすべて網羅した編集盤。大好評、完売御礼の2021年の通常盤に続き、ピクチャー・レコードにて再発。
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Phew『Our Likeness』
ヤキ・リーベザイト(CAN)、アレクサンダー・ハッケ(アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン)、クリスロ・ハース(D.A.F.)、トーマス・スターン(クライム・アンド・ザ・シティー・ソリューション)らが参加した1992年作がアナログリイシュー。
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サボテン『Saboten』
サボテンが1982年に突然段ボール主宰レーベルFLOORよりリリースしたファースト・アルバムを、オリジナル・マスターテープからのリマスターにてLPリイシュー。ボーナストラック2曲収録。
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組原正『Moji』
日本のフリー・フォームなノイズ・ミュージックの嚆矢グンジョーガクレヨン。その中心人物となる孤高の即興ギタリスト、組原正、2007年制作の未発表アルバムをLP化。
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JUKE/19『JUKE/19』『19/single (four titles)』『NINTY SEVEN CIRCLES』
美術家・大竹伸朗が、その美術家のキャリアを始める以前にやっていた音楽ユニットJUKE/19の作品がアナログでリイシュー。1980年に発表されたファースト・アルバム『JUKE/19』、1981年に発表されたシングル『19/single (four titles) 』、1981年に発表されたセカンド・アルバム『NINTY SEVEN CIRCLES』の3タイトルが発売中。
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Earthling『Dance』
ジョンとヨーコにより結成されたアースリングが1981年に発表したニューウェイヴ/シンセポップ・アルバム『DANCE』がリイシュー。
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越美晴『ボーイ・ソプラノ』
細野晴臣プロデュースにより1985年にノンスタンダードレーベルからリリースされた越美晴6枚目のアルバム「ボーイ・ソプラノ」。テクノポップのサウンドをベースに、クラシックをテクノの手法でカヴァーした作品や、美しく澄んだ歌声と共に広がるエキセントリックで不思議な世界。秀逸なオリジナル曲の数々を含む、まさに名盤。
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ムーンライダーズ『MANIA MANIERA(マニア・マニエラ)』
1982年12月15日発売。当時まったくといってもいいほど普及していなかったCDのみのリリースだった8枚目のオリジナル・アルバムがレコード化。
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非常階段『蔵六の奇病 + A Tribute To Icchie [LP+7inch]』
1982年に発売された非常階段のファーストアルバムにして、日本のインディーズ史上屈指の名盤がアナログ再発。今回特別ボーナスとして84年に死去したイッチーこと市口章氏の追悼盤として、限定14枚のみ販売されたEP「A Tribute To Icchie」というEPをプラス。このEPは初の再発となる。
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JOJO広重 featuring 佐井好子『クリムゾン・ヴォヤージュ』
2001年にCDで発売後、21年間一度も再発されなかった幻のアルバムがついに復刻!ノイジーなギター・インプロヴィゼーションに、佐井好子の幻想的なスキャットが絡み合うプログレッシブな音楽絵巻。ブランクを一切感じさせないボーカリゼーションは圧巻。
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赤痢『赤痢』『私を赤痢に連れてって』『PUSH PUSH BABY~LOVE STAR』
1985年発売のファーストEP『赤痢』、1988年発売のファーストアルバム『私を赤痢に連れてって』がアナログ復刻。1987年の『PUSH PUSH BABY』と1988年の『LOVE STAR』をカップリングしたLPも発売。
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原みどり 『MiDo』『KO・KO・RO・NOTE』
1987年発売のファーストアルバム『MiDo』、1988年発売のセカンドアルバム『KO・KO・RO・NOTE』がアナログ復刻。
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KERA 『逃亡者K<ホワイトカラーヴァイナル>』
「KERAさん逃げて」事件30周年を記念して製作されたソロアルバム。事件ゆかりの人々である砂原良徳、みのすけ、中野テルヲ、石野卓球、ピエール瀧が参加。他の参加ミュージシャンには、伏見蛍、杉山圭一、坂出雅海、佐久間亮、佐藤真也、鈴木光介が名を連ねている。
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平賀マリカ『海月 JELLY FISH』
笹路正徳(ex.マライア)によるサウンドプロデュースの元、吹き込まれたレフトフィールド~アヴァン・ジャズ作品('87)が当時のアートワークを限りなく再現して初リイシュー!マライア「心臓の扉」を彷彿とさせる幽玄な冒頭『扉』を皮切りに、ビビッドなオルガンリフが躍動するアヴァンウェイヴ「隕石の雨」、荒涼なスキャットが優しく流れる第三世界ボサ・フュージョン「ASTRUD」など、実験とスタンダードが交錯する全10曲を収録。
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あがた森魚『乗物図鑑』
1980年の事件的名作が再発。北田昌弘(INU)、PHEW(アーント・サリー)、Taiqui(ウルトラビデ)、篠田ジュン(SS、コンチネンタル・キッズ)、向井千恵(シェシズ、イースト・バイオニック・シンフォニア)、SAB、安田隆(飢餓同盟)、藤本由紀夫(ノーマル・ブレイン)らが演奏で参加。
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想い出波止場『水中JOE』
山本精一率いるバンドが1992年に発表したセカンド・アルバム。
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ULTRA BIDE『ザ・オリジナル・ウルトラ・ビデ』
グシャグシャのギターにブヨブヨのベース。交通事故みたいなバンド・サウンドと、凶暴なシンセサイザーそしてBIDEのナンセンスを極めた歌詞。1978~1980年に関西NO WAVEの中心的存在として活動した「Ultra Bide」の音源を集め、1984年にアルケミーレコードからリリースされたアルバムが遂にリマスタリングで再発。
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Rosa Luxemburg『在中国的少年<透明クリア盤>』
のちにボ・ガンボスで活動するどんと[久富隆司]、永井利充らによって活動したニューウェイヴバンド、ローザ・ルクセンブルグのデビュー曲であり代表曲『在中国的少年』を7inchアナログ盤で発売。
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ジミー村川『DOWN?DOWN,DOWN!/STAY OUTTA MY WORLD(Re-edit)』
マライアのヴォーカリスト、村川ジミーの82年のソロアルバム『ORIGIMAL DE-MOTION PICTURE』(清水靖晃との共同プロデュース作)からの曲をChee Shimizuがエディットを施し7インチ化!日本のNew Wave~Experimantal Musicの中でも群を抜くDopeなサウンドの「DOWN?DOWN,DOWN!/STAY OUTTA MY WORLD」とクールオリエンタルな「BEAUTY」をカップリング。
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NON BAND『NON BAND II』
ノン・バンド名義として40年ぶりのアルバムにして2020年12月に逝去したドラマー玉垣満の最後の演奏を収めたセカンド・アルバム。
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Incapacitants『Quietus』
T.美川を中心とするノイズプロジェクトがアルケミーレコードより1993年にリリースした4thアルバムがアナログ復刻。
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Che-SHIZU『約束はできない』
1984年にインディーズレーベル"ゼロレコード"からリリースされたChe-SHIZU(シェシズ)のファーストアルバムが初のアナログ復刻。
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JUNGLE'S『BREAK BOTTLE c/w COUNTRIES c/w JUNGLE BEAT』
1981年、シティロッカーレコードでの1st EP。切れ味抜群のノイジーなギターにパンキッシュな剥き出しな音源が遂に正式復刻。オリジナル袋ジャケットを限りなく再現。
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ほぶらきん『ベスト』
『こっぷらきん』『きんぐほぶら』『インドの虎刈り』とライブ盤の『ホームラン』の4枚のEPをLP1枚に詰め込んだ初期のベストともなる全47曲52分、初アナログ化で。
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突然段ボール『抑止音力』『D』
突然段ボール、1991年発表の『抑止音力』、2008年に新生PASSレーベル第3弾として発表された『D』がアナログでリイシュー。
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S.O.B.階段『Noise,Violence and Destroy』
1988年に行われた、S.O.B.と非常階段の合体ユニットによるライブ音源を収録したアルバムが満を持してリイシュー。
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スラップ・ハッピー・ハンフリー『スラップ・ハッピー・ハンフリー』
「ノイズの中で森田童子を演奏する」というコンセプトでエンジェリン・ヘヴィ・シロップの板倉ミネコ、サバート・ブレイズの藤原弘昭とで結成されたスラップ・ハッピー・ハンフリーの1994年作がリイシュー。
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Angel'In Heavy Syrup『僕と観光バスに乗ってみませんかc/w春爛漫』『エンジェリン・ヘヴィー・シロップ』
『僕と観光バスに乗ってみませんかc/w春爛漫』は、森田童子をリスペクトした貴重な2曲を収録した7インチシングル。 『エンジェリン・ヘヴィー・シロップ』は、1991年のデビュー盤。10分を超える「きっと逢えるよ」などを収録。
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あぶらだこ『あぶらだこ (穴盤)』『あぶらだこ (舟盤)』『ADK LIVE』『翌日』
『あぶらだこ (通称:穴盤)』は2004年発表、通算6作目のアルバム。「夏風邪へ魚群」など全10曲収録。
『あぶらだこ (通称:舟盤)』は2008年発表、通算7作目のアルバム。「猫の角」など全10曲収録。
『ADK LIVE』には、バンドが結成された1983年の9月に今はなき新宿JAMで行われたライヴをノーカット収録。加えて、2008年のCD化まで未発表だった5曲(すべてライヴ録音)を収録。
『翌日』は、2002年5月12日下北沢SHELTERにて、ただ1曲、23分56秒にわたって繰り広げられた伝説の名演を収録した12インチシングル。
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JAGATARA 『裸の王様』『ニセ予言者ども』『それから』
『裸の王様』は江戸アケミの精神的不調による休養を経て前作『南蛮渡来』から5年後の1987年に発表された2ndアルバム。
『ニセ予言者ども』は、14分を超える「みちくさ」、15分を超える「都市生活者の夜」など全4曲で構成される3rdアルバム。
『それから』は、1989年にリリースされたメジャー第1作。ジョン・ゾーン、ハムザ・エル・ディンら海外勢も含む多数のゲストが参加。
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ザ・スターリン『FOR NEVER』『FISH INN (RE-MIX)』
『FOR NEVER』は1985年2月21日、大映スタジオで行われた解散ライブの模様を収録したアルバム。
『FISH INN (RE-MIX)』は、1984年リリースのアルバム『Fish Inn』をビル・ラズウェルおよびロバート・ムッソがリミックスした作品。オリジナル発売は1986年。
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フリクション『REPLICANT WALK』『DUMB NUMB CD』
『REPLICANT WALK』はニューヨークにて録音された前作より6年ぶりのスタジオアルバム。ジョン・ゾーンが2曲でアルト・サックスで参加。
『DUMB NUMB CD』は1989年の渋谷クラブクアトロでのライヴの模様を収めた実況録音盤。
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戸川純 『玉姫様』 / 戸川純とヤプーズ『裏玉姫』 / 戸川純『昭和享年』
『玉姫様』は、ゲルニカ活動休止後の1984年に発表されたソロデビューアルバム。ハルメンズやピンクなどのメンバーと共に作り上げたサウンドはまさにジャパニーズ・ニュー・ウェイヴの金字塔。
『裏玉姫』は、1984年に当時カセットテープだけで発売された初のライヴアルバム。今回が初のアナログLP発売で、クリアピンクヴァイナル(透明ピンク)仕様。
『昭和享年』は戸川純の芸能生活10周年記念作品。A面が上野耕路、B面を平沢進がサウンド・プロデュースを手掛けたカヴァー曲集。
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ヤプーズ 『ヤプーズ計画』『ダイヤルYを廻せ!』『ダダダ イズム』『CD-Y』
『ヤプーズ計画』は、戸川純、泉水敏郎、中原信雄、比賀江隆男、小滝満、吉川洋一郎によるヤプーズの1987年作。「バーバラ・セクサロイド」「労働慰安唱歌」「ロリータ108号」など収録。
『ダイヤルYを廻せ!』は戸川純、泉水敏郎、中原信雄、吉川洋一郎の編成で発表された1991年作。平沢進、戸田誠司がゲスト参加。
『ダダダ イズム』は戸川純、中原信雄、ライオンメリィ、河野裕一の編成で発表された1992年作。平沢進作曲「ヴィールス」「コンドルが飛んでくる」などを収録。
『CD-Y』は1999年の東京・大阪ツアーのライブ会場と一部のネット上でしか販売されなかった幻の作品。編成は、戸川純、中原信雄、戸田誠司、山口慎一。
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カーネーション『GONG SHOW』『エレキング』『天国と地獄』
『GONG SHOW』(1988年)は、鈴木博文のプロデュースの元、直枝政太郎、坂東次郎、馬田裕次、棚谷祐一、矢部浩志の編成で作られた2ndアルバム。
『エレキング』(1991年)は、カーネーションのセルフプロデュースにて、直枝政太郎、鳥羽修、馬田裕次、棚谷祐一、矢部浩志の編成で作られた3rdアルバム。B6「モーレツな人 モーレツな恋-うちにかぎってそんなことはないはず-」には森高千里がヴォーカルで参加。
『天国と地獄』(1992年)は、カーネーションのセルフプロデュースにて、直枝政太郎、大田譲、棚谷祐一、矢部浩志、鳥羽修の編成で作られた4thアルバム。
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如月小春『NEO-PLANT』
劇作家・演出家としても知られる如月小春が坂本龍一と共に作り上げたエレクトロ・ファンク楽曲を収録した7”シングルレコード。
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板倉文『老人Z サウンドトラック』
チャクラ、キリング・タイムなどの活動で知られる板倉文が手掛けたアニメ映画のサントラ。インダストリアル・テクノ、エスニック、現代音楽などがカラフルに展開。
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THE STAR CLUB『HELLO NEW PUNKS』『PUNK! PUNK! PUNK!』『RADICAL REAL ROCK』
『HELLO NEW PUNKS』は1984年発表のメジャー1stアルバム。
『PUNK! PUNK! PUNK!』は1985年発表のメジャー2ndアルバム。
『RADICAL REAL ROCK』は1989年発表のベストアルバム。ソノシート音源やシングルのみ収録曲、カセットアルバムのみ収録テイクなどを収録。
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Phew『Phew』
アーント・サリーでの活動を経たPhewがホルガー・シューカイやヤキ・リーベツァイトらと共に作りあげた1981年作。
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MELON『P.J./EDDIE SPAGHETTI』
元プラスチックスの中西俊夫と佐藤チカを中心に結成されたMELONが1982年に発表したシングルを7inchシングルとしてアナログ復刻。
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ALLERGY『El Dorado』
のちにDe-LAXで活動する宙也が在籍していたアレルギーが1985年に発表したアルバム。A面がスタジオ録音、B面でライヴ録音で構成。
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World Standard『WORLD STANDARD』
鈴木惣一朗らによるグループが、細野晴臣プロデュースのもと1985年にリリースしたファースト・アルバム。通称『音楽列車』。アンビエントで和レアリックなサウンドは今こそ聴かれるべき。
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くじら『Tamago』
くじら(杉林恭雄/キオト/楠均)が1986年に発表したセカンド・アルバム。プロデュースは清水靖晃/小野誠彦。杉林恭雄書き下ろしセルフライナーノーツ掲載。
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