17歳の天才ピアニスト、ヨアフ・レヴァノンのワーナー・クラシック専属第1弾『ベートーヴェンへの記念碑』
Warner Classics公式YouTubeページより
17歳のイスラエル出身の天才的ピアニスト、ヨアフ・レヴァノンのワーナー・クラシックと専属契約第1弾は、1845年のベートーヴェン記念碑建設に由来した作品集
17歳のイスラエル出身の天才的ピアニスト、ヨアフ・レヴァノン(Yoav Levanon)がワーナー・クラシックと専属契約を結びました。現在17歳のレヴァノンは、3歳でピアノを弾きはじめて4歳でステージに立ち、5歳でイスラエルの全国ピアノコンクールで優勝。6歳でアメリカの国際ピアノコンクールで初の金賞を受賞し、ニューヨーク・カーネギーホールで演奏。7歳でイスラエル室内管弦楽団と共演したほか、数々の賞を受賞し、各地で演奏活動を行なっています。最近では、フランス、ドイツ、イスラエル、ラトビアで最も権威のあるステージやフェスティバルに出演、ジュネーブでスイス・ロマンド管弦楽団との共演、パリのルイヴィトン財団とラジオ・フランス・オーディトリアムでの公演、ロシアのサンクト・ペテルブルクのエルミタージュ美術館での公演など、話題が絶えません。
レヴァノンはワーナー・クラシックとの契約に際し、「ワーナー・クラシックスの一員になることができて、とても興奮しています。卓越したプロフェッショナルなチームに温かく迎えられていると感じています。私をアーティストとして、また一人の人間として気遣ってくれる、心の広い優れたプロフェッショナル・チームに迎えられたと感じています。このような素晴らしいチームと一緒に仕事ができることを大変光栄に思いますし、これからも楽しく実りあるコラボレーションを続けていきたいと思います」とコメントを寄せています。
この「A Monument for Beethoven/ベートーヴェン記念碑」と題されたアルバムの名前の由来は、1845年のベートーヴェン生誕75周年を祝し、彼の巨大な銅像を設立するまでの一連の19世紀当時、文化人の像を建てることはそれほど一般的ではなく、この計画も資金不足のため一時は中止になろうとしていました。しかし、リストをはじめとする4人の作曲家は資金繰りに奔走、とりわけリストは個人の寄付も含め、設立までに多大な貢献を行ったのです。無事、ジュリアス・ヘーネル作のベートーヴェン記念碑像は完成、紆余曲折を経ながらも、1845年8月12日に盛大な除幕式が行われました。
このアルバムではリストをはじめ、この計画に賛同し、資金集めのために書かれたシューマンやメンデルスゾーンの作品をレヴァノンが演奏。彼はすでに、この興味深いプログラムをいくつかのコンサートで演奏しており、どれも素晴らしい評価を得ています。
ボンのベートーヴェン記念碑像は、2022年1月に修復のために一時撤去されましたが、2022年夏に元の場所に戻るということです。なお売り上げの一部は、この記念碑像の修復のために寄付されます。
※ 日本語解説書、日本語帯付き
(ワーナーミュージック)
【曲目】
1-11) リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
12) ショパン:前奏曲 嬰ハ短調 Op.45
13) メンデルスゾーン:厳格な変奏曲 ニ短調 Op.54
14-16) シューマン:幻想曲 Op.17
17) リスト:パガニーニ大練習曲集 S.141 ~第3曲「ラ・カンパネラ」
【演奏】
ヨアフ・レヴァノン(ピアノ)
【録音】
2021年5月17-19日(1-12, 17) & 6月7-9日(13-16)
ベルリン、テルデックス・スタジオ
ヨアフ・レヴァノン公式YouTubeページより
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年02月25日 12:00