塚谷水無子/メロディカ(鍵盤ハーモニカ)でバッハのゴルトベルク変奏曲全曲を収録!
Minako Tsukatani (C) Pooh's Hoop
鍵盤ハーモニカたちの大合唱はまるでオルガン・レジストレーション!
バッハ:ゴルトベルク変奏曲(メロディカ) 塚谷水無子
トイピアノに続くゴルトベルク解体新書第二弾!
2020年禍引き籠りだから生まれたケンハモ音楽万華鏡!
前回のトイピアノでのゴルトベルク変奏曲【赤盤/2018年録音(PCD-1812)】と同様に、今回はメロディカでバッハのゴルトベルク変奏曲全曲を収録。
2020年から現在に至るまで世界中がコロナ禍で活動停止してしまいました。ミュージシャンらの音楽やコンサート活動も瀕死の状況に。こんな月日を音楽家はいったいどう過ごせばいいのだろう?どう過ごせというのか?であれば発想を切り替え引き籠ってじっくり時間をかけ何かを創造しよう、、、そこからスタートしたのがこの鍵盤ハーモニカ、ケンハモのゴルトベルク変奏曲です。
塚谷は2020年初夏から八ヶ岳山麓のスタジオに延べ5ヶ月間籠り、ゴルトベルク変奏曲という大曲を76台のケンハモに置き換えるために解体し再構築するという作業をコツコツと進め、多重録音にて制作。そしてついに完成しました。エディット&マスタリングは生形三郎が手掛けています。
※鍵盤ハーモニカ(鍵ハモ・ケンハモ):Hohner 他欧米→メロディカ、SUZUKI→メロディオン、YAMAHA 他→ピアニカ、と商品名は様々です。
(キングインターナショナル)
【曲目】
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
【演奏】
塚谷水無子(メロディカ)
使用楽器:
Melodicas from the world / Hohner メロディカ、Suzuki メロディオン、Yamaha ピアニカほか
【録音】
2020年6月12日-10月2日(多重録音)
Pooh's Hoop 八ヶ岳スタジオ(山梨県)
エディット&マスタリング:生形三郎
★トラック・タイム
アリア(1'52)+第1変奏(1'12)+第2変奏(1'07)+第3変奏(1'37)+第4変奏(0'41)+第5変奏(0'59)+第6変奏(0'58)+第7変奏(1'17)+第8変奏(1'23)+第9変奏(1'09)+第10変奏(1'01)+第11変奏(1'45)+第12変奏(1'35)+第13変奏(3'02)+第14変奏(1'20)+第15変奏(2'37)+第16変奏(1'49)+第17変奏(1'30)+第18変奏(0'53)+第19変奏(0'53)+第20変奏(1'27)+第21変奏(1'19)+第22変奏(0'54)+第23変奏(1'31)+第24変奏(1'45)+第25変奏(3'29)+第26変奏(1'42)+第27変奏(1'21)+第28変奏(1'27)+第29変奏(1'30)+第30変奏(1'10)+アリア(ダ・カーポ)(2'13)=48'28
Minako Tsukatani (C) Pooh's Hoop
2022年3月1日発売!
ブゾーニ編曲版の録音から4年。ようやく辿り着く新境地。
"ケンバニスト"塚谷水無子が「原典版」のゴルトベルクを録音!!
一音一音に思いを込めてベーゼンドルファーを奏でる。
"ケンバニスト"塚谷水無子。ゴルトベルク変奏曲の演奏と研究をライフワークとし、これまでにリリースした録音は4種類。モーツァルト、メンデルスゾーン、リストも弾いたといわれる聖バフォ教会のミューラー製作の大オルガンを演奏したアルバム【黒盤/2012年録音(PCD-1204)】はオルガンのアルバムとしては異例のヒットをとばし、翌年にはたった3つのレジストしかない最小のポジティフオルガンで演奏したアルバム【白盤/2013年(PCD-1305)】をリリース。その後ブゾーニ編曲版によるピアノ演奏【橙盤/2017年録音(PCD-1712)】で新たな扉を開き、このアルバムも高く評価されました。ここで終わらないのが"ケンバニスト"塚谷水無子!なんと60台ものトイピアノを用いて演奏したアルバム【赤盤/2018年録音(PCD-1812)】を発表しました。まるでオルガンのレジスト
レーションを変えるかのように何台ものトイピアノを弾き分けた当演奏は各誌で話題となりました。
黒盤のリリースから10年。いよいよ第5弾の登場です!尋常ではないこだわりを「形」にしてきた塚谷の注目の新録音はピアノによる「原典版」【青盤/2021年録音(PCD-2110)】!今回はすべてリピート無しで演奏しており、その演奏はまるでこれまでの歩みを綴るエピローグのよう。これまでの歩みとともに塚谷が一音一音、愛情と魂をこめて奏でており、この10年間の取り組みと積重ねの集大成と言える当録音は彼女しか表現することのできない実に奥深いものです。
使用楽器は橙盤と同じく立川のChabohibaホールのベーゼンドルファーです。この楽器は92の鍵盤を有し、低音の深さ、高音の美しさが魅力です。「18世紀の鍵盤奏法と様式と演奏マナーを守り演奏いたしました」と語る塚谷。その奥ゆかしい演奏をご堪能ください。なお、録音エンジニアはOMFレーベル小坂浩徳が手掛けております。
(キングインターナショナル)
【曲目】
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
【演奏】
塚谷水無子
(ピアノ/ベーゼンドルファー Bosendorfer model225)
【録音】
セッション録音
2021年10月20-22日
立川Chabohibaホール
★下記、当演奏のゴルトベルク変奏曲のトラック・タイム
アリア(1'59)+第1変奏(1'07)+第2変奏(1'11)+第3変奏(1'50)+第4変奏(0'34)+第5変奏(1'02)+第6変奏(1'01)+第7変奏(1'05)+第8変奏(1'18)+第9変奏(1'13)+第10変奏(0'49)+第11変奏(1'40)+第12変奏(1'21)+第13変奏(2'55)+第14変奏(1'12)+第15変奏(2'57)+第16変奏(1'41)+第17変奏(1'22)+第18変奏(0'45)+第19変奏(0'53)+第20変奏(1'17)+第21変奏(1'24)+第22変奏(0'54)+第23変奏(1'26)+第24変奏(1'39)+第25変奏(3'20)+第26変奏(1'33)+第27変奏(1'13)+第28変奏(1'23)+第29変奏(1'24)+第30変奏(0'59)+アリア(ダ・カーポ)(2'31)
塚谷水無子によるバッハ/ゴルトベルク変奏曲 過去の4盤ご紹介
左よりパイプオルガン演奏/ポジティフオルガン演奏/ブゾーニ版のピアノ演奏/トイ・ピアノ演奏)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年02月28日 12:00