ソニークラシカル初のベスト・アルバム登場!ヨナス・カウフマン~『ザ・テナー~ヨナス・カウフマン・ベスト』
21世紀の『キング・オブ・テノール』のすべてがここに~ソニークラシカル初のベスト・アルバム登場。
世界で最も求められるテノール歌手として主要オペラハウスから引っ張りだこのヨナス・カウフマン。昨年夏にはトリスタン、年が明けてからはピーター・グライムズと、自分の声の成長を見極めながら着実に役柄と芸域を広げていくオペラへの出演によって、名実ともに今や最高の人気を誇るテノールとして活躍しています。イタリア・オペラのヴェルディやプッチーニ、ドイツ・オペラのワーグナー、フランス・オペラのビゼーやマスネなどを、全く同等に歌いこなせる歌唱力、作品の把握力、優れたディクションは、過去に比肩する歌手がいないともいえるほどの、空前絶後の存在です。
2013年にソニークラシカルに移籍後、ほぼ毎年アルバムや映像作品を発売してきたカウフマンですが、レーベル移籍10年を機に、初のベスト・アルバムが登場します。
ヴェルディ、プッチーニ、フランス・オペラのアリア集、イタリアの歌、そしてコロナ下で録音された歌曲集という5枚のアルバムからのベスト・セレクションで、カウフマンの多芸多才ぶりが1枚に凝縮、テノールの声の魅力をとことんまで味わうことができるアルバムとなっています。
(ソニーミュージック)
『ザ・テナー~ヨナス・カウフマン・ベスト』
【曲目】
1. ヴェルディ:歌劇「リゴレット」~「女は、風に踊る羽のように」(マントヴァ公爵)[第3幕]
2. プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」~「僕は今まで、このように美しい乙女を見たことがない」(デ・グリュー)[第1幕]
3. プッチーニ:歌劇「トスカ」~「様々な美の隠された調和・・・」* (カヴァラドッシ、番人)[第1幕]
* アントニオ・ピロッツィ(バス/番人)
4. プッチーニ:歌劇「ボエーム」~「おお、うるわしい乙女よ」*(ロドルフォ、ミミ)[第1幕]
* クリスティーネ・オポライス(ソプラノ/ミミ)
5. プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」~「誰も寝てはならぬ!」(カラフ、女たちの声)[第1幕]
6. ビゼー:歌劇「カルメン」~「お願いだ、カルメン、俺の言うことを聞いてくれ~お前が俺に投げた花を」[花の歌] (ドン・ホセ)[第2幕]
7. マスネ:歌劇「ウェルテル」~「翻訳……ああ、僕の夢は幾度もこの詩の翼に乗って~〈春風よ、なぜ私を目ざますのか?〉[オシアンの歌](ウェルテル)[第3幕]
8. 帰れソレントへ (エルネスト・デ・クルティス曲/ジャンバッティスト・デ・クルティス詞)
9. こんな風に生きたい (ジョヴァンニ・ダンツィ曲/ティート・マンリオ詞)
10. 朝の歌 (ルッジェーロ・レオンカヴァルロ曲・詞)
11. ヴォラーレ (ドメニコ・モドゥーニョ曲/フランコ・ミリアッチ詞)
12. もっと静かに話して[ゴッドファーザー愛のテーマ] (ニーノ・ロータ曲/ジャンニ・ボンコンパーニ詞)
13. 忘れな草 (エルネスト・ディ・クルティス曲/ドメニコ・フルノォ詞)
14. 禁じられた音楽 (スタニスラオ・ガスタルドン曲詞、アンドレアス・タルクマン編)
15. ツバメは古巣へ (ヴィンツェンツォ・デ・クレシェンツォ曲/ルイージ・シーカ詞)
16. カタリィ、カタリィ(つれない心) (サルヴァトーレ・カルディッロ曲/リッカルド・コルディフェッロ詞)
17. カルーソー (ルーチョ・ダッラ曲・詞)
18. ブラームス:子守歌 作品49の4
【演奏】
ヨナス・カウフマン(テノール)
1. ピエール・ジョルジョ・モランディ(指揮)パルマ歌劇場管弦楽団
2-5. アントニオ・パッパーノ(指揮)ローマ・サンタ・チェチーリア国立管弦楽団・合唱団
6-7. ベルトラン・ド・ビリー(指揮)バイエルン国立管弦楽団
8-17. アッシャー・フィッシュ(指揮)パレルモ・マッシモ劇場管弦楽団
18. ヘルムート・ドイチュ(ピアノ)
【録音】
2013年3月13日~19日、パルマ、ニコロ・パガニーニ・オーディトリアム(1)
2014年9月14日~21日、ローマ、サンタ・チェチーリア・ホール(2-5)
2017年4月24日~5月1日、ミュンヘン、バイエルン国立歌劇場、ブルーノ・ワルター・ザール(6-7)
2016年(8-17)、2020年4月16-19日、ドイツ、ヘルシング・アム・アマーゼー(18)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年03月11日 00:00