注目アイテム詳細

ベアトリス・ベリュの新録音は“浄夜”にマーラーの交響曲をピアノ独奏で!『ユーゲントシュティル』


[La Dolce Volta 公式チャンネルより]

浄夜をピアノ独奏で!
自身の編曲により、愛する楽曲を演奏
ピアニスト、ベアトリス・ベリュ渾身の1枚!

ユーゲントシュティル。19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを席巻した芸術の様式で、曲線や植物文様を多様した装飾性にもとんだ建築や絵画、彫刻などが知られていますが、ここに収録されているマーラーやシェーンベルク(特に初期)の作品も、ちょうどユーゲントシュティルの時期に生まれています。
ここでは、この時代の音楽を愛してやまないピアニスト、ベアトリス・ベリュが、込み入ったハーモニーと、人間の様々な感情までもが生々しく盛り込まれた作品を、自身でピアノ独奏用に編曲して演奏しています。
マーラーでの繊細な編曲は説得力充分。「浄夜」でも、その世界の雰囲気はそのままに、そこにベリュの思いものって、実に濃密な世界となっています。ピアノの倍音豊かな響きをあまさずとらえた録音も秀逸です!聴く前からディスクの世界を予感させる、ユーゲントシュティルをほうふつとさせる美しいジャケットまで、すべてに行き届いた1枚です。
(キングインターナショナル)

『ユーゲントシュティル』

【曲目】
・マーラー/ベリュ編:交響曲第5番 嬰ハ短調より アダージェット
・マーラー/ベリュ編:交響曲第3番 ニ短調より 第2楽章 テンポ・ディ・メヌエット
・マーラー/ベリュ編:交響曲第6番 イ短調より第3楽章 アンダンテ・モデラート
・シェーンベルク/ベリュ編:《浄夜》にもとづくパラフレーズ

【演奏】
ベアトリス・ベリュ(ピアノ)

【録音】
2021年7月24-26日、スタジオ4(ベルギー)

※輸入盤・日本語帯・解説付

<ベアトリス・ベリュ>
1985 年スイスのヴァレー州生まれ。文字通り野山を駆け回る幼少時代を経て、8 歳よりピアノをはじめる。16 歳でエステル・イェリンに師事、その後ネイガウスの弟子であったガリーナ・イワンゾワ、さらにW. ケンプの弟子であったジョン・オコナーに師事。これまでに協奏曲のソリストとして、そしてソロ・リサイタルで世界的なホールで演奏を行っている。リスト作品のCD2枚ほか、CDリリース多数。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年03月16日 00:00