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佐藤正浩&ザ・オペラ・バンドのビゼー第2弾!劇音楽“アルルの女”全曲

アルルの女

東京芸術劇場アーカイヴシリーズ
佐藤正浩(指揮)ザ・オペラ・バンドのビゼー第2弾
劇音楽「アルルの女」全曲!

コロナ禍真っただ中の2022年1月東京芸術劇場において驚嘆すべき上演が実現した。ビゼーの《アルルの女》。劇音楽の本来の姿である芝居付き全曲上演である。組曲版なら誰でも知っている名曲ながら、フランスの大作家ドーデの戯曲に乗せて繰り広げられるアルルの物語。劇と音楽という元来切っても切れない関係を指揮者佐藤正浩自らが台本を編集し日本語訳。佐藤の手兵であるザ・オペラ・バンドによる精緻なアンサンブルが楽しめる決定盤の登場。録音も上々。22ページに及ぶ台本も収録したブックレットも充実。公演時の字幕を再録。曲目解説:岸純信氏。
(東武ランドシステム)

ビゼー:劇音楽「アルルの女」全曲
(A.ドーデ原作による原典版)
佐藤正浩(指揮)
ザ・オペラ・バンド
武蔵野音楽大学合唱団(合唱指導:横山修司)
録音:2022年1月8日東京芸術劇場ライヴ

佐藤正浩

佐藤正浩(指揮) Masahiro Sato
東京芸術大学、ジュリアード音楽院を経てサンフランシスコ・オペラのコーチに就任。
また、ケント・ナガノ氏の推薦でリヨン国立歌劇場の首席コレペティトールとなり活躍する。
2000年から指揮活動を開始、イギリス・ダーティントンでモーツァルト「イドメネオ」、R.シュトラウス「ナクソス島のアリアドネ」を指揮。新国立劇場でグルック「オルフェオとエウリディーチェ」、プッチーニ「トスカ」、東京オペラプロデュース「放蕩物のなりゆき」、ひろしまオペラルネッサンス「カルメル修道女の対話」、三善晃「遠い帆」等を指揮し注目を集める。
東京芸術劇場コンサートオペラシリーズでは『ドン・カルロス』(パリ初演版日本初演)、『サムソンとデリラ』、『真珠とり』を指揮し、大きな成功を収めた。オペラ彩主催、ヴェルディ「ナブッコ」で三菱UFJ信託音楽賞、会津でのオペラ「白虎」(初演)で佐川吉男音楽賞を受賞。

ザ・オペラ・バンド
2005年、東京オペラグループ「フィガロの結婚」上演時に、佐藤正浩(指揮)と今野京(コントラバス奏者)により設立された。Orchestre"Les Champs-Lyrics"の名称で活動してきたが、2015年、10周年を機に“ザ・オペラ・バンド"に変更。オーケストラ・ピットに入り演奏することを目的とし、首都圏プロオーケストラ演奏家を中心に編成される。
これまでに、「フィガロの結婚」「コシ・ファン・トゥッテ」「蝶々夫人」「ナブッコ」「オテッロ」「仮面舞踏会」「マクベス」「マリア・ストゥアルダ」「ゼッキンゲンのトランペット吹き」「白虎」(加藤昌則)、2014年東京芸術劇場「ドン・カルロス(仏語版日本初演)」、2016年『サムソンとデリラ』、2018年『真珠とり』などに出演し、精緻なアンサンブルと華麗なドラマを聴かせると好評を得ている。中でも「ナブッコ」、「マリア・ストゥアルダ」で三菱UFJ信託音楽賞を、オペラ「白虎」で佐川吉男賞を受賞、演奏担当をした。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年03月24日 18:00