リンケヴィチュス&リエパーヤ響によるラトビアの作曲家ペーテリス・バリソンスの“交響曲第2番「ロマンティック」”&“3つの前奏曲”
ラトビア音楽の発展に貢献した
ペーテリス・バリソンスのオーケストラ作品集!
1930年代はラトビア音楽の発展にとって重要な意味をもつ時代だったと言われます。すべての世代の作曲家の作品、音楽教育、演奏活動、定期刊行物、5年毎に開催される「ラトビア・ソングフェスティヴァル」と、この時代のラトビアの音楽には大きな飛躍の跡が見られました。
ペーテリス・バリソンスは、そうした時代に足跡を残した作曲家のひとりです。エルネスツ・ヴィーグネルスとヤーニス・メディンシュに作曲、ヤーゼプス・ヴィートリスに指揮を学び、1945年にラトビア音楽院の教授に就任するものの、2年後、交響曲第3番を完成させないまま没しました。後期ロマンティシズムのスタイルの作品を手がけ、ソングフェスティヴァルのための合唱作品がもっともよく知られています。「アレグロ・モルト」「アンダンティーノ」「アンダンテ・フェローチェ」の《3つの前奏曲》。交響曲第2番《 ロマンティック》 は〈愛のめざめ〉〈歓喜〉〈エロティカ〉〈愛の死〉の4楽章から構成された作品です。
ギンタラス・リンケヴィチュス(b.1960)とリエパーヤ交響楽団によるセッション録音です。
(東京エムプラス)
【曲目】
ペーテリス・バリソンス(1904-1947):
3つの前奏曲
交響曲第2番《ロマンティック》
【演奏】
ギンタラス・リンケヴィチュス(指揮)
リエパーヤ交響楽団
【録音】
2021年
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年03月25日 00:00