Charles Mingus(チャールズ・ミンガス)|ピアノ・トリオ異色の名盤『ミンガス・スリー』発売65周年記念デラックス・エディション!貴重な未発表音源収録の2枚組CD/180g重量盤2LPにて〈Rhino〉からリリース
2022年に生誕100周年を迎えるジャズの巨匠チャールズ・ミンガス。最も偉大なるジャズ・ミュージシャン/コンポーザーの一人として知られるだけでなく、ジャズ・ベースの巨人である彼が、西海岸の人気ピアニスト、ハンプトン・ホーズをフィーチャーして吹き込んだピアノ・トリオ異色の名盤『ミンガス・スリー』が、発売65周年を記念して、貴重な未発表音源を収録した2枚組CD/LPのデラックス・エディションで蘇る。
チャールズ・ミンガスが幼馴染であり、チャーリー・パーカーやデクスター・ゴードンのバンドで演奏していたピアニストのハンプトン・ホーズと、その後20年以上に亘りミンガスと共演することとなるドラマーのダニー・リッチモンドとのトリオで、1957年7月9日にレコーディングした『ミンガス・スリー』。今回リリースされる『ミンガス・スリー』のデラックス・エディションには、4曲のスタンダード・ナンバー(「Yesterdays」、「I Can't Get Started」、「Summertime」、「Laura」)に2曲のミンガスによるオリジナル曲(「Back Home Blues」、「Dizzy Moods」)、そしてグループ・ジャム・ナンバー「Hamp's New Blues」からなるオリジナル・アルバムをCD1/LP1に、さらにロンドンのパーロフォン・レコーズのアーカイヴから最近発掘された未発表セッション音源8曲をCD2/LP2に収録。追加収録された未発表音源には、「Laura」以外のアルバム楽曲の別ヴァージョンと2曲のオリジナル・ブルース楽曲が含まれている。
アルバムのパッケージは、ジュビリー・レコーズからリリースされた時のオリジナル・レコード・ジャケットを可能な限り忠実に再現している他、当時の貴重な写真を多数フィーチャーしたブックレットも封入。ブックレットにはまた1970年代にミンガスとコラボレーションを行い、1972年の『LET MY CHILDREN HEAR MUSIC』のアレンジに手を貸したジャズ・アレンジャー/ピアニストのサイ・ジョンソンによる新規ライナー・ノーツも掲載されている。
ミンガスの死後も彼の音楽はミンガス・ビッグ・バンド(未亡人であるスー・ミンガスがマネジメントしている)やカマシ・ワシントン、クリッシー・ハインド(最新作でミンガス・カヴァーを収録している)、キャンディス・スプリングス、エルヴィス・コステロ、ギャング・スター(ミンガスをサンプリングしている)、そしてジョニ・ミッチェル(彼に捧げた『ミンガス』を発表している)など様々なアーティストを通し、世代から世代へと受け継がれている。生誕100周年を迎える2022年、発売65周年を迎えた『ミンガス・スリー』に新たな光が当てられる
国内盤CD
輸入盤CD
輸入盤LP
収録内容:
【CD1: Original LP】
01. Yesterdays
02. Back Home Blues
03. I Can’t Get Started
04. Hamp’s New Blues
05. Summertime
06. Dizzy Moods
07. Laura
【CD2: The Outtakes】
01. Untitled Blues
02. Untitled Blues - Take 2
03. Back Home Blues - Take 6
04. Hamp’s New Blues Take 4
05. I Can’t Get Started Take 1
06. Yesterdays - Take 2 - Incomplete
97. Dizzy Moods - Take 2
08. Summertime - Take 3