パヴェル・コレスニコフがレイナルド・アーンの世紀末のパリのサロンを精巧に再現した詩曲&ワルツ集を録音!
カナダの権威あるホーネンス賞を受賞したロシアの「ピアノの詩人」パヴェル・コレスニコフ。レイナルド・アーンの詩曲とワルツからの素敵なセレクション。19世紀末のパリのサロンを繊細に再現します。
パヴェル・コレスニコフは、1989年ロシアのシベリアに生まれ、2012年には世界最高峰の賞金と音楽活動への手厚いサポートで知られるカナダの「ホーネンス国際ピアノ・コンクール」で優勝。現在はイギリスを拠点に活動し、2014年~2016年のBBCの「新世代アーティスト・スキーム」にも選出され、ピアノ王国ハイペリオンが絶大の信頼と期待を寄せる次世代のトップ・ピアニスト候補の一人です。
日本では2013年のデュメイ&関西フィルの公演においてエレーヌ・メルシエの代役を務め、2018年1月には日本初リサイタルも成功。2019年6月にもヤマハホールとサントリーホール チェンバーミュージック・ガーデンに出演し、日本でのファンを増やしてきました。
バッハやショパン、ベートーヴェンなどの名曲録音でも、英タイムズ紙「Records of the Year 2020」、レコード芸術誌「特選盤」、ICMAノミネートなど着実な評価を積み重ねてきたコレスニコフが、最新録音ではレイナルド・アーンという新たな境地に到達。
ピアノ独奏のために書かれた53の詩曲集「当惑したナイチンゲール(Le rossignol éperdu)」と、全10曲からなる「ワルツ集第1巻」からの素敵なセレクション。非常に繊細で魅力的な、世紀末のパリのサロンを精巧に再現した音楽です。アーンの洗練された音世界を、英国のオンライン音楽誌"Bachtrack"から「ピアノの詩人」と称されたパヴェル・コレスニコフがニュアンス豊かにお届けします。
(東京エムプラス)
[日本語曲目表記オビ付き]
[解説日本語訳&日本語曲目表記オビ付き]
解説:パヴェル・コレスニコフ、カミーユ・ド・リック(日本語訳:生塩 昭彦)
『アーン:詩曲&ワルツ集』
【曲目】
レイナルド・アーン(1874-1947):《当惑したナイチンゲール》(ピアノのための53の詩曲集)&ワルツ集第1巻からのセレクション
《当惑したナイチンゲール》より 第1曲、第2曲、第20曲、第8曲、第7曲、第21曲、第29曲、第16曲、第50曲
《ワルツ集第1巻》より 第1曲、第3曲、第4曲、第6曲、第9曲、第10曲
《当惑したナイチンゲール》より 第9曲、第41曲、第32曲、第53曲、第19曲、第5曲、第52曲、第38曲、第48曲、第22曲
【演奏】
パヴェル・コレスニコフ(ピアノ/ヤマハCFX)
【録音】
2021年1月7日-9日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年03月30日 00:00