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3曲世界初録音!フィオーレ&スイス・ロマンド管~ヴィスメール:協奏曲と管弦楽曲集

ヴィスメール:協奏曲と管弦楽曲集

実にドラマティックなピエール・ヴィスメールの作品!
当アルバムには世界初録音多数の4 篇を収録。

Clavesレーベルが力を注いでリリースしているジュネーヴ生まれのフランス人作曲家ピエール・ヴィスメールの作品。当アルバムには世界初録音多数の協奏曲と管弦楽曲計4篇を収録しております。

1915年、スイス、ジュネーヴ生まれのフランス人作曲家ヴィスメール。ジュネーヴの音楽院で作曲を学んだ後、1935年から三年間パリ音楽院にてロジェ=デュカスに師事、またエコール・ノルマル・ド・ミュジックではミュンシュに指揮を学びました。第2 次世界大戦でスイスに帰国するも49 年にはパリに戻り、58 年にフランス国籍を取得しております。フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル、ルーセルからの影響を受けながら、その後はストラヴィンスキーの音楽からも影響を受けていきました。

ヴィスメールはジョリヴェやトマジのように協奏曲のジャンルを開拓し、様々な楽器のために作品を残しました。

1957 年サン=テグジュペリの『星の王子さま』をモチーフにした交響曲『子供とバラ』を作曲しました。この作品は原題をあえて使わず『星の王子さま』の詩的な世界を再現しています。同じく1957 年に作曲され、同年、世界赤十字デーの一環としジュネーヴ放送で初演した交響的三部作『クラマヴィ』は、ヴィスメールの作品中で最も「オネゲル的」な作品。ルター派のコラール「主よ、安らかにお眠りください」に基づき、3つのパートが途切れることなく演奏されます。

ヴィスメールの「交響的音楽と協奏曲集(クラリネット協奏曲、ギター協奏曲、他)」(50-3018/19)、「協奏曲集(ヴァイオリン協奏曲第2 番、トランペット協奏曲、コンチェルティーノ・クルーズ、他)」(50-1811)も好評発売中です。
(キングインターナショナル)

【曲目】
ヴィスメール:協奏曲と管弦楽曲集
1.交響曲『子供とバラ』(サン=テグジュペリ原作『星の王子さま』に基づく)
2.オーボエ協奏曲
3.ヴァイオリン協奏曲第3 番
4.交響的三部作『クラマヴィ』

1,2,4=世界初録音

【演奏】
ノラ・シスモンディ(オーボエ)
オレグ・カスキフ(ヴァイオリン)
スイス・ロマンド管弦楽団
ジョン・フィオーレ(指揮)

【録音】
2021年6月、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)

DDD
ディジパック仕様
74'26

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年06月09日 00:00