アンセルメ&ボストン響 1961年ステレオ・ライヴ~ブラームス第2、三角帽子、展覧会の絵、牧神(UHQCD2枚組)
アンセルメ+ボストン交響楽団 ステレオ・ライヴ。1961!
インターネットオークションで高値を弾き出す名盤が復活。ボストン響からは常任指揮者就任を懇請されておりました。1949年の初客演から60回ものコンサートを指揮。ボストン響はアメリカのオーケストラでも最もフランス的な音色を持つと言われておりますから相性は抜群。楽器の音色が明らかに違います。ステレオ収録も嬉しいところ。牧神におけるフルートの妙技(恐らく名女流ドゥワイヤーと思われます)、木管全体を支配する独自のヴィヴラート。アンセルメはライヴだけに熱い指揮ぶりを示しております。ブラ2は相当癖の強い演奏で弦楽器の扱いに賛否両論のボウイングを強要しております。ファリャの「三角帽子」は初演者だけにこだわりがあり、抜粋も独自です。『展覧会』もボストン響全盛時の響きを堪能するに十分。さらにはUHQCD化で鮮やかな音質で蘇りました。
(ミューズ貿易)
【曲目】
ブラームス:交響曲第2番
ファリャ:三角帽子 組曲第1番、組曲第2番(以上、1961年12月8日)
ムソルグスキー=ラヴェル:展覧会の絵
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(以上、1961年12月1日)
ライヴ・ステレオ録音
【演奏】
アンセルメ指揮
ボストン交響楽団
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年06月20日 18:00