『ザ・ビートルズ:Get Back』発売記念!オリジナル・アルバムのタワーレコ―ドオンライン歴代チャート発表!
『ザ・ビートルズ:Get Back』の発売を記念して、ザ・ビートルズのオリジナル・アルバムのタワーレコード オンライン歴代売上チャートTOP10を発表!
※現在タワーレコードオンラインにてお取り扱い可能な商品でのランキングとなります。
1位『レット・イット・ビー』
超有名曲「レット・イット・ビー」「アクロス・ザ・ユニバース」や、バンドの軌跡を振り返るような「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」が、終焉を連想させ涙を誘う最後のアルバム。アップル社屋上でのゲリラ・ライヴ録音をはじめ、元々はライヴ・サウンドに立ち返った作品を目指していたが、結局はメンバー間の亀裂を深め、お蔵入りに…。そのテープを後にフィル・スペクターがまとめ上げたのが本作。(1970年作品)
2位『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』
前年にライヴ活動を停止したビートルズが、架空のバンドに扮しショーを行うというコンセプトで制作された作品。英国チャートでは22週連続1位を獲得、グラミー賞の4部門を受賞し、その後のロック界に絶大な影響を与えた世紀の名盤。もはや〈時代を代表するアート〉の域まで到達した作品。(1967年作品)
3位『アビイ・ロード』
発売は『レット・イット・ビー』の方が後だが、最後に録音されたのは本作。ギタリスト、ソングライターとして遂に高みに達したジョージは「サムシング」「ヒア・カムズ・ザ・サン」を提供。「カム・トゥゲザー 」などソロを予感させる尖った作風が目立つジョン、ビートルズ色をキープする楽曲を書きつつ全体をまとめたポールの貢献も絶大。栄光の歴史を締めくくるに相応しい驚異の完成度。(1969年作品)
4位『ザ・ビートルズ (ホワイト・アルバム)』
通称〈ホワイト・アルバム〉としてお馴染みの本作、〈サージェント~〉以来悪化していたという4人の関係性が、それぞれの個性を引き立たせた作品。エリック・クラプトンが参加した「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」など、ジョージの才能の開花が顕著。個々の才能がぶつかり合う2枚組全30曲。(1968年作品)
5位『リボルバー』
サイケデリック・ムーブメントを世界にもたらした作品。象徴的なのは「トゥモロー・ネバー・ノウズ」。現在ではポピュラーな手法だがテープ・ループや逆再生などの革新的な技術を駆使。スタジオ・レコーディングを“記録する⇒実験的手法を試す場”へ昇華させた。ジャケットも含めてポップ・アート作品としての評価は現在でも揺るがない。(1966年作品)
6位『ラバー・ソウル』
レコーディングに徹底的にこだわり“ポップ・スターからアーティスト”への脱却を遂げた本作は、トータルな作品として意識した初めての作品でもある。前作までとは一線を画すアーティスティックな作りで、今でも色あせない輝きを放つ中期の大傑作。(1965年作品)
7位『プリーズ・プリーズ・ミー』
30週連続全英チャートのトップを独走したデビュー・アルバム。ロック・バンドの実力とメロディ・メイカーの魅力を発揮した全14曲(うちオリジナル8曲)で構成。ライヴの空気をスタジオで再現させようと、一発録りを基本として1日で制作された。シンプルな音のなかにも、コーラスやジョンのハーモニカが作品の完成度を高めている。(1963年作品)
8位『ハード・デイズ・ナイト』
初の主演映画のサウンドトラックがA面に、その他の新曲がB面、という形で構成された3枚目のアルバム。全曲オリジナル、しかもレノン=マッカートニーの作品で占められている。全英チャートでは初登場で1位を獲得、次のビートルズのアルバムに取って代わられるまでその座を守った。(1964年作品)
9位『ヘルプ!』
2作目の主演映画のサントラ盤。1作目と同様、A面に映画の挿入曲、B面に新曲収録。弦楽四重奏をフィーチャーし、新境地を開拓したポールの名曲「イエスタデイ」と、アイドルであることの苦痛をリアリスティックに表現する詞をのぞかせたジョンの「ヘルプ!」は、このアルバムを象徴する2曲。(1965年作品)
10位『ウィズ・ザ・ビートルズ』
自身の1stアルバムを1位の座から蹴落とした2ndアルバム。オリジナルが8曲、カヴァーが6曲。チャック・ベリーに代表されるR&Bからマーベレッツのようなハーモニーに重点をおいたコーラス・グループまで、彼らのサウンドのルーツを探ることができる。当時は30万枚という予約枚数の新記録を樹立し、イギリス初のミリオン・セラーに。(1963年作品)
ベストアルバム
The Beatles 1
2000年にリリースされ、世界34か国でNO.1を獲得したベスト・アルバム。タイトル通り、英米のヒットチャートで1位となったシングルヒット全27曲を収録。まさに「一家に一枚」という言葉がふさわしい、入門編としてオススメの作品。(2000年作品)
The Beatles 1962-1966
「ラヴ・ミー・ドゥ」から「イエロー・サブマリン 」まで、1962年から1966年に発表された楽曲からセレクトされた、通称「赤盤」と呼ばれるベスト・アルバム。初期のヒット・シングルと、中期のアルバム重要曲がバランスよく選ばれている。(1973年作品)
The Beatles 1967-1970
1967年から1970年に発表された楽曲からセレクトされた、通称「青盤」と呼ばれるベスト・アルバム。サイケデリック期を象徴する「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」で幕を開ける本作には、新境地を切り開き続けたバンドの姿が如実に刻まれている。(1973年作品)