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21世紀の受難曲、待望の復活!リリング、ギナンドによる『2000年の受難曲』~グバイドゥーリナ、ゴリホフ(4枚組)

『2000年の受難曲』~グバイドゥーリナ、ゴリホフ

21世紀の受難曲、待望の復活!

2000年のバッハ歿後250周年にシュトゥットガルト国際バッハ・アカデミーは4人の現代作曲家にそれぞれの母国語による受難曲を依頼しました。グバイドゥーリナはロシア語による「ヨハネ受難曲」を作曲。ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管により初演されました。

初演を聴いたリリングは是非ドイツ語版で上演したいと希望しますが、音楽がロシア語とあまりにも結びついているため、翻訳というより改訂が必要でした。彼は作曲者を鼓舞、協力して2006年に新たな作品として完成、2007年2月9日にドレスデンで初演されました。そして受難曲の続編としてハノーファー放送局から依頼された『ヨハネの復活祭オラトリオ』も含め録音した幻のディスクの復活となります。

一方アルゼンチンのゴリホフによる「マルコ受難曲」はスペイン語により、ラテンやアフリ・キューバ風なリズムが現れるなど南米色が驚きの作品。ベネズエラ出身の女性指揮者マリア・ギナンドによる世界初演時のライヴで、発売時に2002年のグラミー賞にノミネートされるほど注目されました。
(キングインターナショナル)

『2000 年の受難曲』
【曲目】
グバイドゥーリナ:
[Disc1]
ヨハネ受難曲(2000、2006改訂ドイツ語版)

[Disc2]
ヨハネの復活祭オラトリオ(2006)

[Disc3, 4]
ゴリホフ:マルコ受難曲(2000)

【演奏】
Disc1,2:ユリヤ・スクマノワ(ソプラノ)、コービー・ウェルチ(テノール)、ベルント・ヴァレンチン(バリトン)、ニコラス・イシャーウッド(バス)
ゲヒンガー・カントライ、トロッシンゲン音楽大学室内合唱団
シュトゥットガルト放送交響楽団、ヘルムート・リリング(指揮)

Disc3,4:ルシアーナ・ソウザ、レイナルド・ゴンザレス・フェルナンデス(ヴォーカル)、サミア・イブラヒム(ソプラノ)
スコラ・カントルム・デ・カラカス、カントリア・アルベルト・グラウ
オルケスタ・ラ・パシオン、マリア・ギナンド(指揮)

【録音】
2007年2月16/18日(ヨハネ)
2000年9月5日ライヴ(マルコ)
シュトゥットガルト、リーダーハレ、ベートーヴェンザール

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年07月08日 00:00