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グスタフソン&オウル響によるスウェーデンの作曲家ルードヴィグ・ヌールマン:交響曲第3番&序曲集

ルードヴィグ・ヌールマン

スウェーデンの作曲家・指揮者ルードヴィグ・ヌールマン。
10代から20代始めにライプツィヒ音楽院に留学、イグナーツ・モシェレスらに師事するとともに、ロベルト・シューマンから大きな影響を受けました。その後、ストックホルムに戻り、ストックホルム王立音楽院にて教鞭を執りながら、指揮者としても活躍しています。作曲家としては4曲の交響曲をはじめ、管弦楽曲からカンタータ、歌曲まで幅広いジャンルの作品を書き上げ、「スウェーデンのブラームス」の異名をとりました。

このアルバムに収録された交響曲第3番は、後世の作曲家ヴィルヘルム・ステンハンマルに「美しさに満ちた作品。私にとってはブラームスのどの交響曲よりも大切だ」と言わしめたほどの出来栄えを誇っています。
他には3曲の序曲を収録。1856年に作曲された「演奏会用序曲 変ホ長調」は、ゆったりとした序奏にソナタ形式のアレグロが続く、伝統的な形式の作品です。
「葬送行進曲」はスウェーデン王立歌劇場で彼の同僚として働いていたアウグスト・セーデルマンを偲んで書かれた曲。43歳の若さで亡くなった友人への心からの悲しみの表明です。
ヨハネス・グスタフソン指揮オウル交響楽団による演奏で。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
ルードヴィグ・ヌールマン(1831-1885):
1. 演奏会用序曲 変ホ長調 Op. 21(1856)
2. 葬送行進曲「アウグスト・セーデルマンの思い出に」 Op. 46(1876)
3. シェイクスピアの「アントニーとクレオパトラ」への序曲 Op. 57(1881)

交響曲第3番 ニ短調 Op. 58(1881)
4. I. Allegro appassionato ma non troppo presto
5. II. Andante cantabile
6. III. Allegro molto commodo
7. IV. Allegro molto

【演奏】
ヨハネス・グスタフソン(指揮)
オウル交響楽団

【録音】
2021年5月27-31日
Madetoja Hall, Oulu Music Centre, Oulu(フィンランド)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年07月12日 00:00