全曲世界初録音!ラモン・ガンバ&BBCフィルによるルース・ギップス:管弦楽作品集第2弾
知られざる《交響曲第3番》を含む、ルース・ギップス(1921-1999)の管弦楽作品集第2弾!ロンドン交響楽団のオーボエ首席奏者、ユリアナ・コッホも参加!
ヴォーン・ウィリアムズやゴードン・ジェイコブに師事したイギリスの女性作曲家、ルース・ギップス(1921-1999)の管弦楽作品集第2弾!《交響曲第2番》や《交響曲第4番》を収めた第1弾(CHAN20078)に続き、指揮はラモン・ガンバ、今作は第2次世界大戦中に書かれた3作品と、これまでにほとんど聴かれることの無かった《交響曲第3番》を収録しています。変化に富んだ《オーボエ協奏曲》(ソロはロンドン交響楽団の首席奏者、ユリアナ・コッホ!)、未完のオペラのための序曲《シャンティクリア》、ウィリアム・ブレイクの絵画に基づく交響詩《青白い馬に乗った死》、グロッケンシュピールやチェレスタ、タムタムなど多数の打楽器を必要とする大編成のオーケストラのために書かれ、終楽章ではフーガも繰り広げられる《交響曲第3番》、どの作品も彼女の管弦楽に対する優れた手腕を示しています。
イギリスの海辺のリゾート地、ベクスヒル=オン=シーに生まれたルース・ギップスは、16歳で王立音楽院に入学し、作曲家・ピアニストとして急速に成長。ゴードン・ジェイコブやレイフ・ヴォーン・ウィリアムズに師事したほか、レオン・グーセンスにオーボエを学び、バーミンガム市立管弦楽団のオーボエ奏者としても活躍しました。彼女の英国音楽界への貢献は多岐にわたっており、近年録音も増えてきています。
(東京エムプラス)
『ルース・ギップス:管弦楽作品集 Vol.2』
【曲目】
ルース・ギップス:
序曲《シャンティクリア 》 Op.28
オーボエ協奏曲 ニ短調 Op.20
交響詩《青白い馬に乗った死》 Op.25
交響曲第3番 Op.57
※全曲世界初録音
【演奏】
ユリアナ・コッホ(オーボエ)
ラモン・ガンバ(指揮)
BBCフィルハーモニック
【録音】
2019年12月19日&2022年1月6日、メディアシティUK(イギリス、マンチェスター)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年08月26日 00:00