ルネ・フレミングのメトロポリタン歌劇場での自選名唱集『グレイテスト・モーメント・アット・ザ・Met』(2枚組)
30年歌い続けた"音楽の我が家"METからの選りすぐりのアリア集。CD2枚組
当代随一のアメリカのソプラノ歌手、ルネ・フレミングが、アメリカ随一のオペラ・ハウス、メトロポリタン歌劇場(MET)で行ったライヴ録音の中から、フレミング自身が選んだ"最も魅惑的な体験"のアリアがまとめられたハイライト集が、今回初めて特別にリマスタリングされ、発売されます。CD2枚組。
フレミングは2022年11月、世界初演となる新作オペラ『The Hours(めぐりあう時間たち)』(原作:ケヴィン・プッツ)でMETに復帰。ジョイス・ディドナート、ケリー・オハラと共演します。
フレミングは1991年、フェリシティ・ロットの代役でデビューして以来30年、250回以上メトロポリタン歌劇場に出演していて、この歌劇場について「私の音楽の我が家、舞台裏でも、ステージでも、観客の中でも、友人たちに歓迎されているように感じます」と語っています。
アルバムではチェチーリア・バルトリ、ディミトリー・ホロストフスキー、サミュエル・レイミーなどの歌手たちとの二重唱も披露しています。
グラミー賞受賞のデイヴィッド・フロストによるプロデュース。
(ユニバーサル・ミュージック/IMS)
『グレイテスト・モーメント・アット・ザ・Met』
【曲目】
《CD 1》
モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』K.492より
1)「スザンナは来ないかしら」(第3幕)
2)「楽しい思い出はどこへ」(第3幕)
3)「私に話しておくれ」(第3幕)
4)「そよ風に寄せて」(第3幕)
ヴェルディ:歌劇『オテロ』より
5)「殿は落ち着かれましたか?」(第4幕)
6)「寂しい荒野に歌いながら泣く」(柳の歌)(第4幕)
7)「アヴェ・マリア」(第4幕)
8) R.シュトラウス:歌劇『アラベラ』Op.79より「マンドリカ、それは良かった」
9) ブリテン:歌劇『ピーター・グライムズ』Op.33より「Embroidery in childhood was a luxury of idleness」(第3幕)
10) シャルパンティエ:歌劇『ルイーズ』より「その日から」(第3幕)
11) グノー:歌劇『ファウスト』より「Alerte! Alerte!」(第4幕)
12) ドヴォルザーク:歌劇『ルサルカ』Op.114より「月に寄せる歌」(第1幕)
マスネ:歌劇『マノン』より
13)「彼らの声が甘い恋に誘う時」(第3幕)
14)「君! あなたでしたか!」(第3幕)
15)「あなたが握る手は昔のあたしの手じゃないの?」(第3幕)
《CD 2》
フロイド:歌劇『スザンナ』より
1)「素敵な夜でしょう」(第1幕)
2)「That's mighty pretty singin'」(第2幕)
3) R.シュトラウス:楽劇『ばらの騎士』Op.59より「マリー・テレーズ!」(第3幕)
モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527より
4)「酷いですって? いいえ、愛しい人よ」(第2幕)
5)「そんなことはおっしゃらないで、愛しい人よ」(第2幕)
6) ベッリーニ:歌劇『海賊』より「その無邪気な微笑みで」(第2幕)
ヴェルディ:歌劇『椿姫』より
7)「お嬢様にお伝えください」(第2幕)
8)「お指図ください―愛していないとあれに言ってください」(第2幕)
9) ヘンデル:歌劇『ロデリンダ』HWV19より「私の愛しい人」(第3幕)
チャイコフスキー:歌劇『エフゲニー・オネーギン』Op.24より
10)「ああ! なんてつらいこと!」(第3幕)
11)「オネーギン! あの頃のわたしはもっと若くて」(第3幕)
マスネ:歌劇『タイス』より
12)「やっと一人になれた」(第2幕)
13)「私を美しいと言ってください」(第2幕)
ロッシーニ:歌劇『アルミーダ』より
14)「私はどこにいるの?…彼は逃げたのね」(第3幕)
15)「E ver ... gode quest'anima」(第3幕)
16) レハール:喜歌劇『メリー・ウィドウ』より「Hello, here's a soldier bold」(第2幕)
17) コルンゴルト:歌劇『死の都』Op.12より「わたしに残された幸せは」(マリエッタの歌)(第1幕)
【演奏】
ルネ・フレミング
チェチーリア・バルトリ(CD 1: 3, 4)
ハイディ・グラント・マーフィー(CD 2: 3)
(ソプラノ)
ウェンディ・ホワイト(CD 1: 5)
スーザン・グラハム(CD 2: 3)
(メッゾ・ソプラノ)
リチャード・リーチ(CD 1: 11)
マッシモ・ジョルダーノ(CD 1: 14, 15)
(テノール)
アラン・オピー(CD 1: 9)
ディミトリー・ホロストフスキー(CD 2: 7, 8, 10, 11)
ネイサン・ガン(CD 2: 16)
(バリトン)
サミュエル・レイミー(CD 1: 11, CD 2: 2)
ネイサン・ガン(CD 2: 16)
(バス)
メトロポリタン歌劇場合唱団(CD 1: 13, CD 2: 15)
ジェイムズ・レヴァイン(CD 1: 1-4, 10, CD 2: 3-5, 17)
セミヨン・ビシュコフ(CD 1: 5-7)
クリストフ・エッシェンバッハ(CD 1: 8)
ジェイムズ・コンロン(CD 1: 9, CD 2: 1, 2)
ユリウス・ルーデル(CD 1: 11)
イルジー・ビエロフラーヴェク(CD 1: 12)
マルコ・アルミリアート(CD 1: 13)
ヘスス・ロペス=コボス(CD 1: 14, 15, CD 2: 12, 13)
ブルーノ・カンパネッラ(CD 2: 6)
ヴァレリー・ゲルギエフ(CD 2: 7, 8, 10, 11)
パトリック・サマーズ(CD 2: 9)
リッカルド・フリッツァ(CD 2: 14, 15)
サー・アンドルー・デイヴィス(CD 2: 16)
(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
【録音】
1998年11月(CD 1: 1-4)
2008年3月(CD 1: 5-7)
2001年12月(CD 1: 8)
1994年12月(CD 1: 9)
1996年4月(CD 1: 10)
1997年4月(CD 1: 11)
2009年3月(CD 1: 12, CD 2: 17)
2008年9月(CD 1: 13)、12月(CD 2: 13)
2006年4月(CD 1: 14, 15)、5月(CD 2: 9)
1999年4月(CD 2: 1, 2)
2000年1月(CD 2: 3)、10月(CD 2: 4, 5)、12月(CD 2: 12)
2003年2月(CD 2: 6)
2004年3月(CD 2: 7, 8)
2007年2月(CD 2: 10, 11)
2010年5月(CD 2: 14, 15)
2015年1月(CD 2: 16)
ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場
(ライヴ)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年11月22日 12:00