オリジナル版で収録!マスモンデ&アンサンブル・レザパッシュ~フローラン・シュミット:サロメの悲劇(オリジナル版)
『サロメの悲劇』オリジナル劇付随音楽版
フローラン・シュミットが1907年に書いた黙劇のための付随音楽『サロメの悲劇』。小オーケストラ(今回の演奏は22名)のために書かれたこの作品は、バレエ・リュスのディアギレフの提案により大編成オーケストラによるバレエ音楽へ改作され、今日ではこちらが有名ですが、このアルバムでは元のオリジナル版を聴くことができます。
また、今回の公演のために書かれたフランスの作曲家ファビアン・トゥシャールによる「ロイ」は、黙劇版『サロメの悲劇』初演時に主役を務めたダンサー、ロイ・フラーのイメージで書かれたもので、フルートの活躍が目立ち、音はエレクトロニクス処理が施されています。
小編成によるライヴならではの緊張感で、名作誕生時の音を堪能することの出来るアルバムです。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
1-2. ファビアン・トゥシャール(1985-):ロイ (2021/世界初演)
3-16. フローラン・シュミット(1870-1958):劇付随音楽『サロメの悲劇』 Op. 50 (1907)
【演奏】
サンドリーヌ・ブエンディア(ソプラノ)…14
マリー・ラフォルジュ(フルート)…1
アンサンブル・レザパッシュ(レザパッシュ!)
ジュリアン・マスモンデ(指揮)
【録音】
2021年12月10、11日、アテネ・ルイ・ジューヴェ劇場、パリ (ライヴ)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年12月27日 00:00