白石光隆の新録音！『アパッショナータ』

バッハからエレクトリカルパレードまで、変幻自在なピアノを愉しむ

しっとりと歌い上げるバッハ、高い技巧で疾走するベートーヴェン、そして名ピアニスト、ワイセンベルグ編の優雅で演奏希な歌曲が続く。やがて、肩肘張らない小品に進み、バロック・ホウダウン(エレクトリカルパレードのテーマ曲)まで現れる。なんとも変幻自在なピアノが愉しい、スタイリッシュなアルバム。

白石光隆は東京藝術大学及び同大学院を修了後、ジュリアード音楽院に留学。1991年学内におけるコンチェルト・コンペティションで優勝し、リンカーンセンターでジュリアード・オーケストラと協演。ソロ、室内楽、協奏曲と多方面で活躍し、リサイタルではヴァリエーションに富んだ作品の数々を披露する屈指の名手。
（マイスター・ミュージック）

【曲目】
1. J.S.バッハ（C.サン=サーンス編）：ラルゴ

2-4. J.S.バッハ：協奏曲 ニ短調 マルチェロのオーボエ協奏曲によるBWV 974

5-7. L.v.ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ第23番 へ短調 作品57「熱情」

C.トレネ（A.ワイセンベルク編）：6つの歌曲より
8. 街角
9. あなたは馬を忘れた
10. 四月のパリ
11. ブン!

12. R.シュトラウス（O.ジンガー編）：歌劇「サロメ」より7つのヴェールの踊り

13. L.ゴドフスキー：旧きウィーン

14. J.J.ペリー＆G.キングスレー：バロック・ホウダウン（エレクトリカルパレードのテーマ）

15. A.ローゼンブラット：ドリーミング

【演奏】
白石 光隆（ピアノ）

【録音】
2021年9月8日
東京文化会館にてライヴ・レコーディング