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世界初録音!ムニョス&カメラータ・ガラ~マーラー:交響曲第4番(カルロス・ドミンゲス=ニエトによる室内楽版)


[CAMERATA GALA 公式チャンネルより]

マーラーの作品群の中でも、比較的編成が小さく室内楽的な響きを持つ交響曲第4番。この作品を室内オーケストラ用に編曲した版は、シェーンベルクと同世代の作曲家エルヴィン・シュタインの1921年のものが良く知られていますが、この演奏は1972年生まれのスペインの指揮者カルロス・ドミンゲス=ニエトがアレンジした版を用いています。
シュタイン版では切り詰めた弦と管楽器、パーカッションを使用し、不足する音を補うためにピアノ、ハルモニウムを使用しますが、こちらはピアノとハルモニウムを用いず、シュタイン版では用いられないファゴット、ホルン、ハープを使うことで軽やかで天国的な響きを描き出しています。

演奏は2006年に創設されたスペインのカメラータ・ガラ。詩人で作家のアントニオ・ガラの名を冠した室内オーケストラで、指揮者アレハンドロ・ムニョスのもとスペイン全土で100回以上のコンサートを行い数多くの賞を受賞しています。ヨーロッパの歌劇場で活躍するラケル・ロヘンディオが第4番の終楽章と3つの歌曲で美しい声を披露しています。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
グスタフ・マーラー(1860-1911):交響曲第4番 ト長調(カルロス・ドミンゲス=ニエトによる室内楽版)
1. I. Bedächtig, nicht eilen
2. II. In gemächlicher Bewegung. Ohne Hast
3. III. Ruhevoll
4. IV. Sehr behaglich

5. Rheinlegendchen ラインの伝説
6. Das iridische Leben 浮世の生活
7. Wer hat dies Liedel erdacht? この歌を作ったのは誰?

全てカルロス・ドミンゲス・ニエトによる室内楽版

世界初録音

【演奏】
ラケル・ロヘンディオ(ソプラノ)…4-7
アレハンドロ・ムニョス(指揮)
カメラータ・ガラ(室内オーケストラ)
[メンバー]
ゴンサロ・ボーテ(第1ヴァイオリン)
パトリシア・カバニージャス(第2ヴァイオリン)
カルメン・ペレス(ヴィオラ)
ノーラ・プラット(チェロ)
シャビエル・ボイシャデル(コントラバス)
サレタ・スアレス(フルート)
パウ・ロドリゲス(オーボエ)
マヌエル・ホダル(クラリネット)
マリアナ・モスケラ(ファゴット)
フランシスコ・ガルシア・ロメロ(ホルン)
マイテ・ガルシア(ハープ)
カロリナ・アルカラス(パーカッション)

【録音】
2021年9月7-9日、Auditorio Conservatorio Superior, Córdoba(スペイン)

マーラー

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年01月13日 00:00