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エベーヌ弦楽四重奏団&アントワン・タメスティ/モーツァルト:弦楽五重奏曲第3&4番

エベーヌSQ

ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書・帯付き
山崎浩太郎 氏による書き下ろし解説、
エベーヌ弦楽四重奏団のチェリストであるラファエル・メルランによる楽曲解説の日本語訳を掲載予定

エベーヌ弦楽四重奏団にアントワン・タメスティが加わり、心に響く暖かさ、各楽器との対話により、新鮮で魅惑的な演奏を披露。常に時代に合った新鮮味を加え、作品の深奥に迫っていく鋭敏な感性には脱帽です。

2019-2020にかけて東京を含む世界7か所でライヴ録音された「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集」は、「テクニック、表現力だけでなく、緊密で完璧なアンサンブルが実現できるカルテットの素晴らしい技量が発揮された近年最高の演奏」などと、世界的に高く評価され、ベストセラーにもなっています。この録音が終了した後、彼らの本拠地パリに戻り、2020年10~12月にフィラルモニ・ド・パリで、ベートーヴェン生誕250年記念として全曲演奏会を行いました。このフィラルモニ・ド・パリでの全曲演奏会をライヴ映像として収録することでした。
10月のコンサート(DVD1&2)は聴衆が入ってのものでしたが、11&12月の収録(DVD3-6)ではフランスでのコロナウイルス感染症の再拡大を受けイベントが禁止されてしまったため、無観客でのライヴ収録となっており、ジャケットの写真のように舞台上で逆向かいに配置したりと、独特な映像演出も加えられています。この演奏会も「最も新しいこのベートーヴェン解釈・演奏は、芸術性と緊張感、表現の深み、活気ある自発性において、抜きんでた存在」と、絶賛されたものです。
(ワーナーミュージック)

ここに収められたモーツァルトの弦楽五重奏曲の2曲は、1787年にペアとして作曲されましたが、対照的な性格を持っており、交響曲第40番と第41番とのように擬せられ、随所に流れる美しい旋律は、モーツァルトの数ある作品の中でも、もっとも深い憂いをたたえたものに数えられています。この弦楽五重奏曲は弦楽四重奏にヴィオラが追加されたもので、音の絡み合いが複雑であり弦楽四重奏の響きの純度に比べると、中音部のバランスが重要視されます。エベーヌ四重奏団の瑞々しく新鮮に、何よりも生き生きと蘇った見事なバランスによる透明な響き、しなやかな歌のあふれた緊密なアンサンブル。そして世界で最も偉大なヴィオリストと称され、比類のないテクニックと深い芸術性をもつ音楽家であることに加え、美しく、豊で深みのある、磨きぬかれた質の高い音色で知られるヴィオラ奏者のアントワン・タメスティが加わり、心に響く暖かさ、各楽器との対話により、何とも新鮮で魅惑的な演奏を披露しています。常に時代に合った新鮮味を加え、作品の深奥に迫っていく鋭敏な感性には脱帽です。
(ワーナーミュージック)

【収録予定曲】
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)

1-4  弦楽五重奏曲 第3番 ハ長調 K.515
I. Allegro - II. Menuetto: Allegretto - III. Andante - IV. Allegro

5-8  弦楽五重奏曲 第4番 ト短調 K.516
I. Allegro - II. Menuetto & Trio: Allegretto
- III. Adagio ma non troppo - IV. Adagio: Allegro

【演奏】
エベーヌ弦楽四重奏団
ピエール・コロンベ[ヴァイオリン]
ガブリエル・ル・マガデュール[ヴァイオリン]
マリー・シレム[ヴィオラ:I (K.516) & II (K.515) ]
ラファエル・メルラン[チェロ]
アントワン・タメスティ[ヴィオラ:I (K.515) & II (K.516) ]

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年01月13日 12:00