フランソワ=フレデリック・ギィの新録音は1905年製プレイエルでショパンを録音!(2枚組)
ギィによるショパン、初登場!
1905年製プレイエルの魅力全開の演奏
フランスの巨匠、フランソワ=フレデリック・ギィが、ショパンを録音しました。意外にも彼にとってショパンは初録音となります。「プレイエルの最終的な帰結」と賞賛する1905 年製のプレイエルのピアノを使用しての録音。ショパンの指示通りにペダルを長めに踏むことによって生み出される、もやに包まれたような、神秘的な響きがなんとも魅力的。さらに、華やかな部分はより華やかに、また、ショパンの音楽のレガートに満ちた「歌」も魅力的です。ギィが最初に師事した、ミケランジェリの弟子でもあるルシエンヌ・ブロックのもとでのショパン作品のレッスンの思い出や、ドミニク・メルレとの思い出などが綴られたライナーノートも興味深い内容です。
(キングインターナショナル)
『シークレット・ガーデン』~ショパン:ピアノ作品集
【曲目】
[Disc 1]
1. 夜想曲第1番 変ロ短調 op.9-1 [5:34]
2. 夜想曲第2番 変ホ長調 op.9-2 [4:05]
3. 練習曲第1番 ハ長調 op.10-1 [1:55]
4. 練習曲第12番 ハ短調 op.10-12『革命』 [2:40]
5. バラード第1番 ト短調 op.23 [9:06]
6. 夜想曲第7番 嬰ハ短調 op.27-1 [5:15]
7. バラード第2番 ヘ長調 op.38 [6:54]
8. 夜想曲第13番 ハ短調 op.48-1 [6:29]
9. 幻想曲 ヘ短調 op.49 [12:35]
[Disc 2]
1-4. ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 op.58 [26:21]
5. 幻想ポロネーズ 変イ長調 op.61 [12:14]
6. 夜想曲第18番 ホ長調 op.62-2 [5:38]
7. ワルツ第12番 ヘ短調 op.70-2 [1:50]
8. ワルツ第13番 変ニ長調 op.70-3(遺作) [2:43]
9. 夜想曲第20番 嬰ハ短調(遺作) [3:54]
10. 幻想即興曲 嬰ハ短調 op.66(遺作) [5:05]
【演奏】
フランソワ=フレデリック・ギィ(ピアノ/プレイエル社コンサート・ピアノ、1905年製、バルロン・コレクション)
【録音】
2021年3月6-11日、アルスナル・ホール、メス音楽都市(シテ・ミュジカル=メス)
~今回のプロジェクトは、私が長年ずっと録音を望みながら、その勇気が出なかったあらゆる作品で構成されています。[新型コロナ・ウィルス感染拡大中の]数か月にわたるロックダウンと外出制限が、その実現を早めることになりました。実を言うと、本盤は私にとって、自分のディスコグラフィの中で最も“大胆不敵な”企画です。私は大いなる喜びと共に、あらゆるリスクを冒しました! 録音を行ったメスのアルセナル・ホールの音響は、音楽から様々な趣を引き出す素晴らしい可能性を秘めています。このホールでは、ショパンの音楽にこれ以上なくふさわしい親密な響きを再現することさえできます。~(ギィの言葉)
1h52
輸入盤
日本語帯・解説付
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2023年01月25日 00:00