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国内仕様盤が復活!第1弾はBISレーベルの邦人演奏家特集!~米良美一、小川典子、今井信子、鈴木秀美、ほか

鈴木秀美

日本語帯・解説付き

かつてキングレコードよりKKCC品番で国内仕様発売されていたタイトルは現在廃盤となっております。そのなかから評判の高かったものを集め、当時の解説のまま再発売致します。直輸入盤は現在も入手可能ですが、片山杜秀氏をはじめとする充実の日本語解説書を復活させてほしいとの声を反映いたしました。

第1弾は邦人演奏家特集。BISは世界のどのレーベルよりも早く邦人演奏家と邦人作品に力を入れ、キングインターナショナルとの連携で数々の話題盤を世に出しました。今井信子や御喜美江のような世界的演奏家から、BCJ、米良美一、小川典子のようなスターも生み出しました。そのエネルギーあふれる制作物を再度ご堪能ください。
(キングインターナショナル)

うぐいす~米良美一 日本を歌う
米良美一(カウンターテナー)

米良美一の日本歌曲集。BCJのカンタータ録音後のパーティの席で彼が余興として歌った山田耕筰の「曼珠沙華」を聴いたBISのバール社長が涙を流して感動、そのたっての願いで実現した企画です。
米良の師三宅春恵を通じての作曲者直伝の解釈。スウェーデン人さえも涙させた「曼珠沙華」を含む「AIYANの歌」は九州柳川の方言による遊女の歌。米良の劇唱は壮絶で、誰もがしばりつけられてしまう名盤です。
(キングインターナショナル)

雨の樹~武満徹ピアノ作品集
小川典子(ピアノ)

小川典子のBISデビュー盤。定評ある武満徹のピアノ曲を弾き話題となりました。彼女は晩年の武満と親交を持ち、武満は彼女のドビュッシー演奏を高く評価したといわれます。BIS社バール社長はあまりの素晴らしさに放心状態となり、BIS重要アーチストとして育てていくと即決しました。作曲者が思い描いた理想的な音世界をお楽しみください。
(キングインターナショナル)

小川典子、滝廉太郎から坂本龍一までを弾く
小川典子(ピアノ)

BISとキングインターナショナル共同企画。邦人ピアノ曲第1号の滝廉太郎「メヌエット」から、坂本龍一がYMOで有名になった後の作まで約80年間の日本ピアノ音楽史が俯瞰するアルバム。いずれも前衛的ではない民族主義の作品をこれだけまとめたアルバムは当時例がなく、その後多くの作品が録音される発端となりました。
小川典子が自らのアイデンティティを証明するかのように絶妙なニュアンスを示しています。また滝廉太郎絶筆の「憾」の激情、金井喜久子の沖縄風味から坂本龍一まで彼女の個性が全面に表われていて、どの楽曲も高い独創性と大きな存在感をアピールしています。片山杜秀氏の解説も貴重。
(キングインターナショナル)

小川典子のラフマニノフ・ピアノ協奏曲
小川典子(ピアノ)オーワイン・アーウェル・ヒューズ(指揮)マルメ交響楽団

小川典子の十八番、難曲中の難曲として知られるラフマニノフの2番と3番。強靭な打鍵、敏捷な指まわり、よく響く音でオーケストラと互角にわたりあった名演。ラフマニノフ生誕記念年の国内盤復活となります。
(キングインターナショナル)

ジャポニズム~世界の作曲家の目に映った日本
小川典子(ピアノ)

BISとキングインターナショナル共同企画。近年ジャポニズム音楽への関心や研究が高まっていますが、前世紀末にその先陣を切ったアルバム。曲はいずれも19世紀後半から1930年代のマスメディア未発達期にヨーロッパ各国の作曲家がほぼイメージだけで描いた日本で、驚くほど巧妙なものから中国と混同しているものまで様々。しかし印象主義芸術が生まれるうえでジャポニズムが大きな要因となっていると聞けば、これらの作品が歴史的な重みを持っているのがわかります。外国の芸術家による日本への夢を、国際的に活躍する小川典子が実現させています。
(キングインターナショナル)

レーガー:ヴィオラ作品集
今井信子(ヴィオラ)ロナルド・ブラウティハム(ピアノ)[1,5]

ヴィオラの女王・今井信子超絶のレーガー・アルバム。ヴィオラ作品をすべて集めています。レーガーの重厚で暗い世界はヴィオラの渋い音色のイメージにぴったりですが、意外にも甘いメロディや過激な表現も盛り込まれていて興味津々。生誕記念年の国内盤復活となります。
(キングインターナショナル)

C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲
鈴木秀美(チェロと指揮)バッハ・コレギウム・ジャパン

鈴木秀美がバッハ・コレギウム・ジャパンの自ら指揮も務めた弾き振りの協奏曲集。近年指揮者として高い評価を受ける彼最初期の記録です。ここでの指揮ぶりも極めて情熱的でボルテージが高く、バッハ・コレギウム・ジャパンから驚くほどテンションの高い音楽を引き出しています。チェロは期待通りの雄弁で巨匠風な演奏を繰り広げます。
(キングインターナショナル)

レオナルド・レオ:チェロ協奏曲全集
鈴木秀美(バロック・チェロ、チェロ・ピッコロ*)赤津眞言(指揮)オーケストラ“ファン ヴァセナール”

レオナルド・レオはバロック後期にナポリを中心として活躍した作曲家。オペラや宗教曲で知られていますが、6曲のチェロ協奏曲も名作とされていますが、聴く機会は残念ながらあまり多くありません。鈴木秀美はいつもの通りボルテージの高い充実した独奏を繰り広げ、知られざる宝を堪能させてくれます。バロック・ヴィオラ奏者赤津眞言率いるオーケストラ“ファン・ヴァセナール”が共感あふれる共演を繰り広げます。
(キングインターナショナル)

ピアノ・デュオによるチャイコフスキー
永井幸枝、ダグ・アシャツ(ピアノ・デュオ)

チャイコフスキー歿後100年の1993年に、BISとキングインターナショナル共同制作第1号となったアルバム。チャイコフスキーと関係深い3人の作曲家による人気曲のピアノ・デュオ編曲を永井幸枝、ダグ・アシャツがベテランの至芸で聴かせてくれます。オーケストラ原曲とは全く異なる魅力に満ち、発売当時に長岡鉄男氏が絶賛したことでも話題となりました。
(キングインターナショナル)

2 台のピアノによるワーグナー
永井幸枝、ダグ・アシャツ(ピアノ・デュオ)

意欲的なレパートリーを高水準な演奏で聴かせる永井幸枝とタグ・アシャツのピアノ・デュオ。ワーグナーの楽劇中の名管弦楽ナンバーをマックス・レーガーが2台用に編曲した版の世界初録音。隠れワグネリアンだったレーガーの編曲はまさにピアノ・デュオの効果と魅力を万全に発揮しています。録音に先立つ試演を聴いたフルトヴェングラー未亡人を涙させたといわれるほどの名演にご期待ください。レーガー生誕記念年の国内盤復活。
(キングインターナショナル)

ソノリティズ~日本のアコーディオン作品
御喜美江(アコーディオン、朗読 5)

アコーディオンの女王、御喜美江のBISレーベル・ソロ・デビュー盤。貴重な邦人作品集で、ほとんどの作品が彼女のために書かれているため演奏は他の追随を許しません。特殊奏法が多くアコーディオンのイメージとは大きく異なる多彩な音響世界が広がり、オーディオ効果満点。高橋悠治作品では御喜自身が日本語の朗読も務めています。
(キングインターナショナル)

紀尾井シンフォニエッタ東京・武満徹作品集
クリスティアン・リンドベルイ(トロンボーン)[3]、尾高忠明(指揮)紀尾井シンフォニエッタ東京

個々の奏者がソリストとしても有名な超高性能団体・紀尾井シンフォニエッタ東京のBISデビュー盤・満徹作品集。期待通りの一部も隙のない緻密な出来となっています。実質トロンボーン協奏曲である「ファンタズマ/カントゥスII」では被献呈者リンドベルイがソロを務めています。
(キングインターナショナル)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年01月26日 00:00