フルトヴェングラーのベートーヴェン:交響曲第4番 VOX所蔵のLPよりVOX自ら板起こし!(CD-R)
フルトヴェングラーのベートーヴェン:第4番、VOX盤の復刻がVOXから登場
1951年にVOXレーベルからPL7210の番号でリリースされたフルトヴェングラー指揮、ベルリン・フィルのベートーヴェン:交響曲第4番の復刻です。この音源は初出LPでは1945年の録音と記載されていましたが、その後の研究により1943年6月、ベルリンでのライヴ録音ということが判明しました。
復刻素材 はレーベル所蔵のLPを使用し、アメリカ、ナッシュヴィルのスタジオで2022年に新規リマスターしました。収録時間36分余り。ブックレットに初出時のLPジャケットをカラーで掲載しています。
※ディスクはCDRになります。
(ナクソス・ジャパン)
フルトヴェングラーのLPレコードがまだ少なかった1951年12月、アメリカVOXより発売されたベートーヴェン第4の板起こしCDです。アメリカVOXは、ドイツ帝国放送局(RRG)が当時開発されたばかりのマグネトフォン(磁気テープ録音機)で収録した1943年6月録音のベートーヴェンの第4のテープを入手し、それをもとにLPを制作しました。
現在では、RRGが1943年6月に録音したフルトヴェングラー指揮のベートーヴェンの第4は2種類あることが分かっており、聴衆入りのライヴ録音(聴衆のセキなども入る)と聴衆無しの放送録音(聴衆の気配なし)がそれぞれ発売されています。上記ナクソス・ジャパンのインフォメーションは「ライヴ録音」としていますが、このVOX音源は聴衆無しの放送録音とされているので、おそらく聴衆の雰囲気は入っていないものと思われます。
(タワーレコード)
【曲目】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
交響曲第4番 変ロ長調 Op. 60
1. I. Adagio - Allegro vivace
2. II. Adagio
3. III. Allegro vivace
4. IV. Allegro ma non troppo
【演奏】
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
【録音】
1943年(ライヴ)
収録時間:36分
【参考画像】米VOX PL7210(左は最初期盤、右は第2版のアートワーク)
1945年録音と記されている。
カテゴリ : ニューリリース | タグ : BEETHOVEN 2020
掲載: 2023年02月09日 18:00