Wattstax(ワッツタックス)開催50周年記念!〈Stax Records〉が未発表曲収録の12枚組CDボックス『Soul'd Out: The Complete Wattstax Collection』など一挙リリース
Wattstax(ワッツタックス)は、1965年にロサンゼルスで起こったワッツ暴動から7周年を記念して、ワット・サマー・フェスティバルに関連してスタックス・レコードが企画したベネフィット・コンサート。
1972年8月20日にロサンゼルス・メモリアル・コロシアムで開催されたこのコンサートには、10万人以上の観客が集まり、7時間にわたってソウル、ファンク、ゴスペルがミックスされた演奏が行われた。アイザック・ヘイズ、ステイプル・シンガーズ、ルーファス・トーマス、ジョニー・テイラー、バー・ケイズなど、スタックスの大物アーティストが出演した上、このイベントにはジェシー・ジャクソン師が参加し、この日のMCを務め、よく言及される「I Am Somebody」のスピーチでイベントを開幕させた。
このコンサートのハイライトを収録した2枚組LPのサウンドトラックは、数ヵ月後に発売され、発売後わずか数週間で50万枚を超えるセールスを記録した。1973年にはメル・スチュアート監督のコンサート映画「Wattstax」が公開され、リチャード・プライヤーが司会を務め、1974年のゴールデングローブ賞の最優秀ドキュメンタリー賞にノミネートされることになる。2020年には、「文化的、歴史的、または美学的に重要」であるとして、米国議会図書館による米国国立フィルムレジストリへの保存が決定された。(注:米国議会図書館による米国国立フィルムレジストリでのフィルムには、コンサート当時のスタックスの社長/オーナーであったアル・ベルによるエッセイも収録されている)。
ワッツタックス開催の50周年を記念して、〈Stax Records〉は、このイベントのオーディオ録音の最も包括的なコレクションを、複数の価格帯/異なる内容の様々なフォーマットでリリース!
この12枚組CDボックスには、31曲の未発表曲、サミット・クラブからの音源、その他の追加録音が収録。ボックスに付属の76ページのフルカラー・ブックには、WattstaxのクリエイターであるAl Bellによる紹介文、Rob BowmanとA. Scott Gallowayによる新しいエッセイも掲載。
輸入盤CD
L.A.メモリアル・コロシアム公演を、ステージでのスピーチなどのトークを交えて完全収録。このセットには、ワットスタックスのクリエイターであるアル・ベルによる紹介と、ロブ・ボウマンとA・スコット・ギャロウェイによる新しいエッセイを含む68ページのフルカラーブックも付属。注目のアーティストは、アイザック・ヘイズ、エディ・フロイド、ステイプル・シンガーズなど。CDは6枚組、LPは10枚組。
輸入盤CD
輸入盤LP
コンサートのハイライトである「Wattstax:The Living Word」はベネフィット・コンサートの数ヵ月後に発売され、発売後わずか数週間で50万枚以上のセールスを記録。今回、新たにクリス・ムースによるオリジナル・テープからのカットで、アイザック・ヘイズ、ステイプル・シンガーズ、バーケイズ、ルーファス・トーマス、カーラ・トーマス、アルバート・キングなどの演奏を収録した2枚組LP。
輸入盤LP
新たにクリス・ムースによるオリジナル・テープからのカットで、アイザック・ヘイズ、ドラマティックスなどの演奏を収録した2枚組LP。
輸入盤LP
アイザック・ヘイズ、ステイプル・シンガーズ、バーケイズ、キム・ウェストン、ルーファス・トーマス、カーラ・トーマス、アルバート・キング、エディ・フロイドなど、伝説のアーティストたちのライヴをスタックス・レコードが厳選して収録。
輸入盤CD