ベルギーの古楽アンサンブル「イル・ガルデリーノ」の新録音2タイトル!『J.S.バッハ:カンタータ第35番&第169番』&『テレマン&ローレ:解放されたイスラエル』
ベルギー古楽界が誇るイル・ガルデリーノの快演
オルガン大活躍の協奏的カンタータ2作
バッハのカンタータ2作を収録。いずれも表情ゆたかなレチタティーヴォと技巧的なアリアが盛り込まれており、イタリア・オペラからの影響がみられます。またオルガン独奏を伴う協奏的なシンフォニアで始まるのも特徴。同じ音楽がチェンバロ協奏曲としても残されているので耳にしたことのある方も多いでしょう(BWV35 のシンフォニアはBWV1059 の第1 楽章、BWV169 のシンフォニアはBWV1053 の第1楽章として知られるもの)。オルガン独奏曲『トッカータ、アダージョとフーガ』をカップリングしており、全編でオルガンが活躍するアルバムとしても楽しめます。
レオ・ファン・ドゥセラールはベルリン芸大教授で、オルガン、ピアノ、ピアノフォルテを弾き、数世紀にわたるレパートリーをもつ奏者です。
(キングインターナショナル)
【曲目】
J.S.バッハ:
カンタータ第35番『心も魂も乱れ迷い』 BWV35
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564
カンタータ第169番『神にのみ心を捧げん』 BWV169
【演奏】
アレックス・ポッター(カウンターテナー)
レオ・ファン・ドゥセラール(オルガン)
イル・ガルデリーノ
【録音】
2020年9月7-9日、ドイツ、ゴスラー
ベルギー古楽界が誇るイル・ガルデリーノの快演
テレマン後期の充実した筆致による
聴き応えたっぷりのオラトリオ
モーセの十戒で有名な旧約聖書の「出エジプト記」に基づく、イスラエルの民がエジプトの奴隷から解放される物語。ヘンデルのオラトリオ『エジプトのイスラエル人』が比較的知られていますが、テレマンもまた同じ題材を基にしたオラトリオを書いています。作曲家後期の作品にあたり、その筆致は驚くほど充実。迫力たっぷり、聴き応え満載の音楽です。同じ題材による知られざるドイツの作曲家ヨハン・ハインリヒ・ローレの作品も収録。こちらもまた充実した内容で、なかなかに聴かせる音楽です。
(キングインターナショナル)
【曲目】
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):オラトリオ『解放されたイスラエル』 TWV.6:5
ヨハン・ハインリヒ・ローレ(1716-1786):オラトリオ『解放されたイスラエル』 V.I:II
【演奏】
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
エルヴィラ・ビル(メゾソプラノ)
ダニエル・ヨハンセン(テノール)
アンドレ・モルシュ(バス)
セバスティアン・ミルス(バス)
ペーター・ファン・ヘイゲン(指揮)
イル・ガルデリーノ
【録音】
2022年8月16-19日、ベルギー、ブルージュ
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2023年03月16日 00:00