メッコーレ弦楽四重奏団~ペンデレツキ:弦楽四重奏曲第1番-第4番、ほか
[Capriccio Records 公式チャンネルより]
クシシュトフ・ペンデレツキの弦楽四重奏曲を中心に収録した1枚。
ペンデレツキは1960年代にはトーン・クラスターを積極的に用いた前衛的な作風を追求していましたが、次第に16世紀音楽などに興味を抱き、1970年代にはスタイルを変化させて、後期ロマン派風の作品を次々と発表しました。
このアルバムには1960年代から、2016年までの室内楽作品が収録されており、弦楽四重奏曲第1番ではウェーベルン風の音楽、一転、第4番では抒情的な旋律を味わうことができます。楽章ごとに「Notturno」「Scherzo」「Serenade」「Abschied」とタイトルが付されたクラリネット四重奏曲も優れた作品です。演奏は2007年結成のメッコーレ弦楽四重奏団。数多くの賞を受賞したポーランド有数のアンサンブルです。クラリネット四重奏曲にはポーランドを代表する奏者ヤン・ヤクブ・ボクンも参加しています。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-2020):
1. Der unterbrochene Gedanke 壊れた思考(1988)
2-5. クラリネット四重奏曲(1993)
6. 弦楽四重奏曲第1番(1960)
7. 弦楽四重奏曲第3番「書かれなかった日記のページ」(2008)
8. 弦楽四重奏曲第2番(1968)
9-10. 弦楽四重奏曲第4番(2016)
11-12. 弦楽三重奏曲(1990/91改訂)
【演奏】
メッコーレ弦楽四重奏団
【メンバー】
Wojciech Koprowski(第1ヴァイオリン)
Aleksandra Bryła(第2ヴァイオリン)
Michał Bryła(ヴィオラ)
Marcin Mączyński(チェロ)
ヤン・ヤクブ・ボクン(クラリネット)…2-5
【録音】
2021年12月14-16日
The Krzysztof Penderecki European Centre forMusic,Luslawice(ポーランド)
総収録時間:71分
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2023年04月05日 00:00