特集:〈ロックの日〉ロックンロールと名付けられた永遠の《ロックンロール賛歌》をご紹介!
6月9日(金)は〈ロックの日〉!
ということで、数あるロック名曲の中から、ストレートに曲名に「ロックンロール」と掲げられた、永遠のロックンロール・アンセム、愛すべきロックンロール賛歌を勝手にご紹介!
Chuck Berry「ロックンロール・ミュージック」
ロックンロールの創始者のひとりとして、世界の音楽シーンに多大な影響を与えたシンガー/ギタリスト、チャック・ベリー。黎明期のロックンロールの代名詞となっている独特なギター・リフ。ロックしてロールするサウンドの象徴である「ロックンロール・ミュージック」はビートルズもカバーしたことで有名。
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The Velvet Underground「ロックン・ロール」
1965年にルー・リードとジョン・ケイルが中心となって結成されたヴェルヴェット・アンダーグラウンド。性やドラッグを取り上げた歌詞や前衛的なサウンドが後進のアーティストにも大きな影響を与え、全てのオルタナティヴ・ロックの元祖といえる彼らも「ロックンロール」という楽曲を残している。シンプルながらルー・リードの味と技が詰まった楽曲で後にストロークスもカバーした。
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David Bowie「ロックン・ロールの自殺者」
★となったデヴィッド・ボウイのロック史に残る名盤にして壮大なコンセプト作品。異星より来たロックスター「ジギー・スターダスト」の物語を描いた本作のラストに収録されるのが「ロックンロールの自殺者」。ロックンロールに召され、ロックンロールに生き、ロックンロールに葬り去られたジギー・スターダストというボウイ最大のペルソナの終幕を描いたロックの名曲。
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Mott The Hoople「ロックン・ロール黄金時代」
1972年、デヴィッド・ボウイ・プロデュースによるアルバム『すべての若き野郎ども』が世界的なヒットとなり華麗にグラム・ロック・バンドへと変身したモット・ザ・フープル。「ロックン・ロール黄金時代」と名付けられた、まさにバンド絶頂期1974年の名曲。イエモン好きも必聴。
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The Rolling Stones「イッツ・オンリー・ロックン・ロール」
1974年発表、ミック・テイラー最後の参加作となったローリング・ストーンズ・レーベルからの第4弾アルバム。ステージに欠かせないアルバムのタイトル曲「イッツ・オンリー・ロックン・ロール」は、小気味よいストーンズ印のギターカッティングとアンサンブルが冴えるロック・ナンバー。
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Led Zeppelin「ロックン・ロール」
レッド・ツェッペリンが1971年に発表した最高傑作の呼び声高い通算4枚目のアルバム。ハードロックとギタープレイで70年代に新たな時代を築いた彼らもまた「ロックンロール」という楽曲を残している。これもまた痛快で軽快なバンド・アンサンブルによるロックンロール・アンセムとなっている。
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Queen「炎のロックン・ロール」
クイーンの衝撃のデビューを飾った記念すべきファースト・アルバムの冒頭を飾るのが「炎のロックン・ロール 」。縦横無尽に疾走するギターとヴォーカル、躍動感あふれる重厚なコーラスとメロディ。クイーン・サウンドの原点がここに!
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Rick Derringer「ロックンロール・フーチー・クー」
"永遠のギター小僧"による永遠のロック・アンセム「ロックンロール・フーチー・クー」収録のソロ・デビュー・アルバム。ハード・ロック、カントリー、バラードなどヴァラエティに富んだ内容を聴かせながら、ポップ感覚に溢れたアメリカン・ロックを代表する1枚。縦横無尽に弾きまくるデリンジャーのギター・プレイが堪能できる。
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Patti Smith Group「ロックン・ロール・ニガー 」
75年の衝撃のデビュー後、エキセントリックな詞とパフォーマンスが大絶賛され”ニューヨーク・パンクの女王”としての女王を築いていたパティ・スミス。78年に発表した3rdアルバム収録の「ロックンロール・ニガー」では黒人に対する差別用語を、体制の外側で生きる人々への肯定的な名称として再定義しようとした。ライブでハイライトとなる一曲。
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Ramones「ロックンロール・ハイ・スクール」
1974年に米ニューヨークで結成され、キャッチーなメロディやスピーディで短い楽曲というシンプルでストレートなロックンロール・サウンドを貫き、ニューヨーク・パンクの先駆者としてロンドン・パンク・シーンに大きな影響を与えたラモーンズ。同名の青春映画も制作され、ロックを愛するティーンのバイブルでありアンセムとなった楽曲。
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Daniel Johnston「ロックンロール/EGA」
カート・コバーン、トム・ウェイツ、ソニック・ユースからジョニー・デップまでもがその音楽を愛する"テキサスのブライアン・ウイルソン"ことダニエル・ジョンストンのアトランティック・リリース・アルバム。"悪魔の音楽に魅せられた永久の少年"が歌い奏でるピュアでローファイなロックンロール・ナンバー。
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Oasis「ロックンロール・スター」
90年代の英国ロックの伝説、我らがオアシスのロック史に残る世紀のデビュー作。その冒頭を飾る「ロックンロール・スター」で、リアムは高らかに「今夜、オレはロックンロール・スターになる」と宣言する。その後、まさに最大のロック・アイコンとなったギャラガー兄弟による、出来過ぎなロックンロール・アンセム。
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Billy Joel「ロックンロールが最高さ」
ビリー・ジョエルがそれまでの落ち着いたアダルト・コンテンポラリー路線から一転、自身のレギュラー・バンドを中心に録音し、ロックンロール色を強く押し出した1980年作品。グラミー賞最優秀ロック・ヴォーカル部門を受賞。「ロックンロールが最高さ」はキャリア初の全米シングル・チャート1位を獲得。
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Kiss「ロックン・ロール・オール・ナイト」
1975年発表、初のヒット曲であり、次世代のロッカーに大いなるインスピレーションを示唆した不滅のロック・アンセム「ロックン・ロール・オール・ナイト」を収録した名盤サード・アルバム。
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Huey Lewis & The News「ハート・オブ・ロックン・ロール」
世界で800万枚以上を売り上げている大ベストセラー・アルバムにしてMTVとともにあった80'sミュージック・シーンを代表する作品。「ハート・オブ・ロックン・ロール」「いつも夢みて」などシングル・ヒットを連発しながら全米N0.1に昇り詰め、一気にスターの座へと駆け上がった3作目。
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くるり「ロックンロール」
転がり続けるロック・バンド=くるりが2004年に発表した代表曲にしてロックンロール・アンセム。ゆっくり刻むビート、繰り返される痛快なロックンロール・ギターリフ。日本語の美しさと温かさ繊細さが宿る、バンドのアンサンブルの理想形。出会いと別れ、喜びや悲しみも胸に刻み、鮮烈なロックンロールを描いた他に類を見ないロック・ナンバー。
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RCサクセション「ロックン・ロール・ショー」
キング・オブ・ロック=忌野清志郎が率いたRCサクセションも勿論日本のロックンロールを語るうえで外せないバンド。1980年4月5日、東京・九段の久保講堂にて行われた「RHAPSODY」ライヴ・レコーディングの完全実況録音盤は日本のロック史上に残る伝説のライヴ。まさにキング・オブ・ロックとなった伝説の「ロックンロール・ショー」。
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佐野元春「ロックンロール・ナイト」
詩的な世界観と多様なジャンルを内包した斬新な着想の楽曲で人気を博すカリスマ・シンガーによる80年代の大名盤『SOMEDAY』収録の「ロックンロール・ナイト」。ライヴでも欠かせない9分弱の大曲にして大名曲。
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シーナ & ザ・ロケッツ「ロックンロールの夜」
福岡出身のロックンロール・レジェンド=シナロケによる2014年作品『ロケットライド』。作詞家・阿久悠の未発表作品にして、ロックを通じて社会に伝えたかったメッセージが込められた楽曲「ロックンロールの夜」収録。
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矢沢永吉「ロックンロールドラッグ」
祝・フジロック2023出演!日本のロックンロール・レジェンド=矢沢永吉のオールタイムベストアルバム。数多くのロックなナンバーを持つ永ちゃんによる名曲を一挙収録!2004年のアルバム『横顔』から「ロックンロールドラッグ」も収録。
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掲載: 2023年06月09日 10:30