特集:ミステリアスな小説家の素の一面を垣間見る!小説家のエッセイ
主にフィクションである小説を書いている小説家は、日常をどうとらえているのか。
ミステリアスなイメージが強い小説家、彼らの素の一面を独特の感性や表現で垣間見るエッセイ特集!
朝井リョウ『ゆとりシリーズ三部作』
抱腹絶倒!外で読むのは厳禁!
『桐島、部活やめるってよ』で有名な直木賞作家、朝井リョウ。
クールなイメージの朝井先生のエッセイがこんなに笑えるなんて!
一作目『時をかけるゆとり』冒頭の「便」の話を読んだ直後、他2冊もポチッてること間違いなし!
頭を空っぽにして楽しめる、脳みそゆるゆるエッセイ集!
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吉本ばなな『「違うこと」をしないこと』
「なんか違う。」その直感がそう教えても、義理とかしがらみ、習慣に縛られて、我慢したり、そんな風に思う自分を責めたりしていませんか。
自分を生きるって、むずかしいこと。これをすれば幸せになれるとか、これをやめないと不幸になるとかではありません。自分を生きるためには、まずは自分に正直であること。本来の自分を生きるには違うことをしないことが大切なのです。
その生き方のヒントがこの本にはあります。
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伊坂幸太郎『3652 伊坂幸太郎エッセイ集』
エッセイが得意ではありません――。
自らはそう語る伊坂幸太郎がデビュー以来ぽつぽつと発表した106編のエッセイ。
愛する小説、映画、音楽のこと。これまた苦手なスピーチのこと。そして、憧れのヒーローのこと。趣味を語る中にも脈々と流れる伊坂的思考と、日常を鮮やかに切り取る文体。
15年間の「小説以外」を収録した、初のエッセイ集。
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辻村深月『図書室で暮らしたい』
辻村深月の"好き"は無限大!
辻村深月が好きな小説、漫画、アニメ、音楽、映画、美味しいもの……etc.
読めば、辻村ワールドがもっと好きになること間違いなし!
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村上春樹『村上T 僕の愛したTシャツたち』
本や雑誌、LPレコードやちびた鉛筆など、亀を助けてしまう浦島太郎みたいに、つい色んなものを集めてしまう村上さん。
なかでも偏愛してきたのは、そうTシャツ。安くてイージーで、ちょっと反抗的なワルの気分も味わえる村上的コレクションをお披露目。
Tシャツをめぐる18篇のエッセイと108枚のお気に入りTシャツを掲載。