タリス・スコラーズ結成50周年記念!イングランド・ルネサンス期の作曲家ジョン・シェパード:ミサ・カンターテ
ルネサンス・ア・カペラの最高峰、タリス・スコラーズの結成50周年記念盤!ジョン・シェパードの《ミサ・カンターテ》
1973年の結成から現在まで、ルネサンス宗教音楽演奏の世界最高峰としての地位を確立し続けてきた"究極のポリフォニー"タリス・スコラーズ。タリス・スコラーズの記念すべき結成50周年を祝う2023年リリースのニュー・アルバムは、なんとジョン・シェパードのミサ曲とモテット集!
イングランド・ルネサンス期の作曲家ジョン・シェパードはオックスフォード大学モードリン・カレッジの少年聖歌隊員監督(Informator Choristarum)を務め、王室礼拝堂のジェントルマンにも叙された音楽家。タリス・スコラーズは1989年に最初のシェパード・アルバム「メディア・ヴィタ」(CDGIM016)をリリースしており、これが2枚目のシェパード録音となります。多くの作品を遺しながらも比較的録音の少ないシェパードの知られざる傑作を、50年間この時代の音楽だけを追究し続けてきたタリス・スコラーズの歌声でお届けします。
1989年にリリースされたタリス・スコラーズのシェパードの最初のディスク ― 《メディア・ヴィタ(人生の中で)》 ― は、イングランド・ルネサンス期のポリフォニーの、新たなアイコンを生み出した。今回は、私たちの2番目のシェパードのアルバムであり、《ミサ・カンターテ》や、祝祭的な規模で書かれた唯一の奉納アンティフォナ《喜べ、キリストを産んだ聖母よ》といった傑作を収録している。これらは、シェパードが自ら作り出した16世紀中期の様式による傑作である。彼は、同時代のほとんどだれよりも多くの作品を書いたので ― そしてまた、録音の数が今でも比較的少ないので ― 彼とともに進むためのまだ長い道が残されているのである。ピーター・フィリップス(日本語訳:SOREL)
(東京エムプラス)
[日本語曲目表記オビ付き]
[解説&歌詞日本語訳&日本語曲目表記オビ付き]
解説:ピーター・フィリップス(解説日本語訳:SOREL)
【曲目】
ジョン・シェパード(c.1515-1558):
1-30. ミサ・カンターテ
31-38. 称賛のことばを述べよ
39-45. イエス、時代の救い主よ
46-50. 神の殉教者は
51-67. 喜べ、喜べ、喜べ、聖母マリアよ
68-74. 祝福されたわたしたちに喜びを
75-80. 喜べ、キリストを産んだ聖母よ
【演奏】
ピーター・フィリップス(指揮)
タリス・スコラーズ
【録音】
ブリンクバーン小修道院
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2023年06月30日 00:00