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ファゴット・カルテット・ザ・ナッツのデビュー・アルバム!『Fakturen -ハーモニーの四元素-』

ファゴット・カルテット・ザ・ナッツ

ファゴット4本が魅せる妙技。ファゴット・カルテット・ザ・ナッツ デビュー!

名古屋フィル3名と愛知室内オーケストラ1名のファゴット奏者によるアンサンブル、「ザ・ナッツ」のデビュー・アルバムです。注目は、日本初演となったケーパーのファゴット・カルテットと管弦楽のための協奏曲「Fakturen」です。珍しいファゴット4本のために書かれた協奏曲で、美しいメロディと色彩豊かなオーケストレーションが楽しめる作品です。その他にもボワモルティエや團伊玖磨などの古今東西のオリジナル作品が並び、ファゴットの音色、妙技で埋め尽くされています。ファゴットという楽器が持つ表現力の幅に驚くことでしょう。「ザ・ナッツ」のメンバーによる軽やかなサウンドと表情豊かな演奏をぜひお聴きください。
(MClassics)

【曲目】
1-3. ケーパー(1927-2011):ファゴット・カルテットと管弦楽のための協奏曲 「Fakturen」
1. I. Adagio - Allegro
2. II. Lento, tempo sempre rubato
3. III. Tempo di Marcia - Presto

4-6. ボワモルティエ(1689-1755):協奏曲 ト長調 作品15ー3
4. I. Allegro
5. II. Adagio
6. III. Allegro

7-10. スティーブンソン(1941-2021):ディヴェルティメント
7. I. Allegro
8. II. Alla Siciliana: Non troppo lento
9. III. Scherzo: Molto vivace
10. IV. Finale: Allegro giocoso

11-15. ドンデイヌ(1921-2015):気晴らしのために
11. I. 雲雀
12. II. ラ・ロシェルの歌
13. III. ジェンヌの歌
14. IV. いたちが走る
15. V. ディジョンへの道沿いによるフーガ

16-17. 團伊玖磨(1924-2001):ソナタ
16. I. Allegro moderato
17. II. Andante moderato - Allegro leggiero

18-21. キーティング(1950-):ダンスホール組曲
18. I. タンゴ(ハバネラ)
19. II. フォックストロット
20. III. ワルツ
21. IV. チャールストン

22. グレテン(1964-):バスーン・パーティ

23. アンダーソン(1908-1975):ファゴット吹きの休日

【演奏】
ファゴット・カルテット・ザ・ナッツ…1-23
シャシコフ ゲオルギ、田作幸介、三好彩、野村和代

村上寿昭(指揮)…1-3
愛知室内オーケストラ…1-3

【録音】
2022年2月27日愛知県芸術劇場コンサートホール…1ー3
2022年4月1ー3日岐阜、クララザール(じゅうろく音楽堂)…4ー23

<The Nuts Bassoon Quartet>
名古屋フィルハーモニー交響楽団のファゴット奏者によりファゴットアンサンブルチームとして結成され、世代交代もありながら現在のメンバーに至る。"nuts"という言葉には「気が狂っている」「夢中になっている」「熱を上げている」という意味があり、グループ名には「ファゴットという面白い楽器に"nuts"な状態になっている4人」という想いが込められている。2017年、ドルチェ・アートホールNagoyaにて最初のリサイタルを行い、2020年には電気文化会館ザ・コンサートホールにて2回目のリサイタルを行い好評を博す。2022年、愛知室内オーケストラのコンチェルタンテ・シリーズにおいて、ソリストとして出演。4本のファゴットとオーケストラのための作品であるKarl-Heinz Köperの「Fakturen」を日本初演した。

<シャシコフ ゲオルギ Chachikov Gueorgui>
1978年、ブルガリア生(てんびん座)。3歳の時、父とよく行ったホテルのカフェにコーヒーを飲みに行ったところ、ボーイに笑われて、ここからまっすぐ家に帰るように言われた。(両親に呆れられ怒られた。)1998年よりワイマール国立音楽大学で、ゲオルグ・クルッチ氏に師事。その後、ドイツ国立ケルン音楽大学に移籍。2005年に満場一致の最優秀の成績を得て、ディプロマを取得。2007年にドイツ国家演奏家資格を取得。これまでにバンベルク交響楽団、マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団、マーラー室内管弦楽団より客演として招聘される。1998年よりフィルハーモニー・デア・ナシオーネン首席奏者として活躍。2002-2004年クラシック・フィルハーモニー・ボン交響楽団首席奏者、2004-2006年ケルン室内管弦楽団首席奏者を務める。ソリストとして名古屋フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団と共演。2008年NHK-FM「名曲リサイタル」に出演。2007年より、名古屋フィルハーモニー交響楽団首席ファゴット奏者。

<田作幸介>
長崎県対馬市出身。長崎県立長崎東高校卒業。2009年、国立音楽大学卒業。その後、同大学アドヴァンスト・コース管弦打ソリスト・ コース修了。2006年、スイス・アローザ夏季国際音楽アカデミーにてソロ・リサイタルを行う。第6回日本ジュニア管打楽器コンクールファゴット部門高校生コース金賞。第10回コンセール・マロニエ21木管部門入賞。第29回宝塚ベガ音楽コンクール木管部門第4位。2011年、名古屋フィルハーモニー交響楽団に入団。現在首席を務める。2017年、新進演奏家育成プロジェクトにて、ウェーバーのファゴット協奏曲を名古屋フィルハーモニー交響楽団と共演。現在、愛知県立芸術大学・非常勤講師(室内楽指導)。ドルチェ・ミュージック・アカデミーNagoya講師。椙山女学園中高オーケストラ部・木管トレーナー。これまでにファゴットを辻崎裕之、馬込勇、坪井隆明、吉田将の各氏に師事。

<三好彩>
静岡県浜松市出身。13歳よりファゴットを始める。静岡県立浜松江之島高等学校芸術科、東京藝術大学音楽学部、独フォルクヴァング芸術大学修士課程卒業。2015年より名古屋フィルハーモニー交響楽団ファゴット奏者となる。東京藝術大学在学中、モーニングコンサートに出演。2009年、2010年に小澤征爾音楽塾オーケストラ・プロジェクトに参加。第17回浜松国際管楽器アカデミーの成績優秀者による「第9回 若きヴィルトォーゾコンサート」に出演。2015年、浜松国際管楽器アカデミーオープニングコンサート、木曽音楽祭に出演。これまでにファゴットを岡崎耕治、河村幹子、マルテ・レファートの各氏に師事。

<野村和代>
愛知県一宮市出身。愛知県立芸術大学音楽学部器楽科卒業。同大学院音楽研究科修士課程修了。第26回読売中部新人演奏会出演。第143回日本演奏連盟新人演奏会にて名古屋フィルハーモニー交響楽団とウェーバーのファゴット協奏曲を共演。中日賞受賞。芸術文化活動が第26回愛銀教育文化財団の助成を受ける。2017年、モーツァルテウム夏期音楽セミナー参加、ディプロム取得。これまでにファゴットを青谷良明、菅原眸、中川良平、前田信吉の各氏に師事。バソンを小山清氏に師事。一般社団法人愛知室内オーケストラファゴット奏者。

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年11月21日 00:00