トリオ・メトラル/ショーソン&ラヴェル:ピアノ三重奏曲集
ショーソンとラヴェルのピアノ三重奏曲
2017年ヨーゼフ・ハイドン室内楽コンクールで第1位/聴衆賞/ハイドンの三重奏曲ベスト・パフォーマンス賞を受賞したトリオ・メトラルによる新譜の登場。
メトラル家の兄・弟・妹によって結成されましたが現在はヴァイオリンとチェロに新メンバーを迎えての編成となっております。名曲のショーソンとラヴェルの三重奏というプログラムです。
ショーソンのピアノ三重奏曲は1881 年、ショーソンが26 歳でローマ大賞に落選したばかりの頃の作品。抒情的な高揚に満ち、ロマン主義末期の陰影を帯びた名曲です。そしてラヴェルの生涯唯一のピアノ三重奏曲(1914 年完成)は、第一次世界大戦勃発直後で、ラヴェルはこれがもしかしたら自分の白鳥の歌になるかもしれないと思いながら書いたかもしれません。高度な技術を要求するピアノ書法に始まり管弦楽的な響きと厚みに満ちた作品。トリオ・メトラルが、エネルギーとたっぷりの抒情で響かせています。
(キングインターナショナル)
【曲目】
ショーソン(1855-1899):ピアノ三重奏曲 ト短調 op.3
ラヴェル(1875-1937):ピアノ三重奏曲 イ短調 M67
【演奏】
トリオ・メトラル〔ヴィクトル・メトラル(ピアノ)、ナタン・ミエルドル(ヴァイオリン)、ロール=エレーヌ・ミシェル(チェロ)〕
【録音】
2023年2月20-23日、メス・アルスナル・ホール
レコーディング・ディレクター、録音技師:ケン・ヨシダ
輸入盤
日本語帯・解説付
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2023年12月06日 00:00