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前田朋子がヴァイオリンとピアノを二重録音したブラームス: ヴァイオリン・ソナタ全集

前田朋子

ヴァイオリンとピアノを二重録音
ウィーン在住の前田朋子、宿願のブラームス・ソナタ全集!

 

ドイツでの小学生時代にブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番を聴き、「人生の憧れの曲」と感じた前田は、その憧れの強さと恐れとのため、ブラームスがこの曲を作曲したのと同じ年になるまで演奏会で取り組むのを待ったそうです。以来、折に触れて弾き込んできた作品を録音するにあたっては、前作モーツァルトと同じく一人二役での録音を決意。技術的にも音楽的にも要求が極めて高かったと思われますが、ここにその成果を披露します。クララ・シューマンと死の床にあったその子フェリックスを想ってブラームスが書いた第1番では、録音の半年前に亡くした親友を想い、第2番では同曲で何度となく共演したバドゥラ=スコダへの敬愛と思慕を込めています。オーストリアの街並みよりはアルプスの大自然が似合うと語る峻厳かつ雄大な第3番も含め、随所から強い感情が伝わる演奏が誕生しました。
※ブックレットには演奏者自身による日本語解説が記載されております。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン・ソナタ全集

1-3. ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 Op. 78
1. I. Vivace ma non troppo
2. II. Adagio
3. III. Allegro molto moderato

4-6. ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op. 100
4. I. Allegro amabile
5. II. Andante tranquillo
6. III. Allegretto grazioso (quasi Andante)

7-10. ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op. 108
7. I. Allegro
8. II. Adagio
9. III. Un poco presto e con sentimento
10. IV. Presto agitato

【演奏】
前田朋子(ヴァイオリン&ピアノ)

【録音】
Klavieratelier、Pfaffendort(オーストリア)
2023年4月4-6日(ピアノ・パート)
2023年6月6-8日(ヴァイオリン・パート)

総収録時間:72分

前田朋子

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年01月11日 00:00