ビオンディ&エウローパ・ガランテ/モニューシュコ:カンタータ《幽霊》~ピリオド楽器による世界初スタジオ録音!
2019年に生誕200年を迎えNIFCが注力する作曲家、スタニスワフ・モニューシュコ!ピリオド楽器による世界初スタジオ録音!
2019年に生誕200年を迎えNIFC(ポーランド国立ショパン研究所)がその作品の再発見、再評価に総力を挙げている作曲家、スタニスワフ・モニューシュコ(1819-1872)のカンタータ《幽霊》!モニューシュコは「ポーランド・オペラの父」と言われ、フレデリック・ショパンと並ぶポーランドを代表する作曲家の一人です。近年ではピリオド楽器による主要なオペラ作品や歌曲集の収録が行われました。
今作でカンタータ《幽霊》を取り上げています。19世紀に作られたカンタータは多種多様なものが作られましたが、このジャンルは世俗的および宗教的な様々な記念日に演奏するために作られることが多く、またアマチュアやセミ・プロの合唱団から委嘱を受けることも多く、一度演奏されるとその後滅多に演奏されないケースが多々見られました。そのため作曲家によってはあまり重視していない傾向にありました。しかし、モニューシュコはこのジャンルでも手を抜くことなく、ポーランドの国民的詩人アダム・ミツキエヴィチの詩を用いて見事な作品を作り上げています。
ファビオ・ビオンディはこの大作をピリオド楽器による演奏では世界で初めてスタジオ録音で収録しました。
(東京エムプラス)
【曲目】
モニューシュコ:カンタータ《幽霊》
【演奏】
ファビオ・ビオンディ(指揮)
エウローパ・ガランテ
ナタリア・ルビシ(ソプラノ)
パヴェウ・コニク(バリトン)
クシシュトフ・ボンチク(バス)
ロマン・フマキン(バリトン)
パウリナ・ボレチュコ(メゾ・ソプラノ)
カリナ・ムウォドジェニェツ(小さな天使)
カツペル・プニェフスキ(小さな天使)
ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニー管弦楽団合唱団
アンジェイ・セヴェリン(朗読)
ヤン・エングレルト(朗読)
ダヌータ・ステンカ(朗読)
ヨアンナ・パフ(朗読)
ヴウォジミエシュ・プレス(朗読)
クシシュトフ・シュチェパニャク(朗読)
【録音】
2022年8月12日-14日、ポーランド国立歌劇場「テアトロ・ヴィエルキ」(ワルシャワ、ポーランド)
〔朗読〕2023年10月2日&25日、ポーランド放送・スタジオ・シアター(ワルシャワ、ポーランド)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2024年01月30日 00:00