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『レオニード・コーガン~ヴァイオリンとギターのための室内楽作品集』~旧ソ連の名手コーガンのレア・レパートリー

コーガン

レオニード・コーガンが残したヴァイオリンとギターのための作品集!


20世紀を代表する名ヴァイオリニスト、レオニード・コーガン(1924-1982)の数多くの録音は、概してコーガン自身の幅広い芸術的関心が十分に反映されており、ヴァイオリンのための王道的レパートリーから珍しい編成のための作品まで幅広い。その証拠の1つとなるのがこの「ヴァイオリンとギターのための室内楽作品集」。コーガンの録音の中には、18~19世紀の初頭に作曲されたヴァイオリンとギターのためのイタリアにおける「プレ」・ロマン派音楽という小規模ながらも非常に貴重なレパートリーが存在しています。
啓蒙時代の古典主義を受け継いだコンポーザー・ギタリストたちは、伝統的な音楽形式を用いた最初期のロマン主義者であり、そのシンプルかつ絶妙な音楽の真価を知るにはコーガンの演奏が打ってつけと言えるでしょう。
またコーガンと共演した2人の演奏家も名手中の名手。ギターのアレクサンドル・イヴァノフ=クラムスコイは20世紀のロシア(旧ソ連)を代表するギタリスト、そしてチェロのフョードル・ルザノフはスヴェトラーノフのロシア(ソヴィエト)国立交響楽団の首席奏者と活躍した大物です。
(東京エムプラス)

【曲目】
1-3. グラニャーニ:ヴァイオリンとギターのための二重奏曲
4-6. グラニャーニ:ヴァイオリンとギターのためのソナタ
7-8. パガニーニ:ソナタ イ長調 Op.2-1
9-10. パガニーニ:ソナタ イ短調 Op.2-6
11-13. ジュリアーニ:ヴァイオリン、チェロとギターのための三重奏曲イ長調

【演奏】
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
アレクサンドル・イヴァノフ=クラムスコイ(ギター)
フョードル・ルザノフ(チェロ)

【録音】
1950年12月4日 モスクワ(1-3)、1950年12月1日 モスクワ(4-6)、1951年8月23日 モスクワ(7-10)、1951年6月19日 モスクワ(11-13)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年02月16日 00:00