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メンゲルベルク協会による新復刻!『J.S.バッハ: マタイ受難曲、管弦楽組曲第2番』(3枚組)

メンゲルベルク

オランダのウィレム・メンゲルベルク協会によるリマスター!
臨場感あるデジタル・リマスタリングで歴史的演奏が蘇る


ウィレム・メンゲルベルク指揮による伝説的なマタイ受難曲(1939年パームサンデー、ライヴ)の演奏が見事に復元され、2024年3月中旬よりデジタル・リミックスの新装版として発売されました。バッハの管弦楽組曲第2番(1931年SP録音)の演奏がボーナストラックとして追加されています。
今回も、サウンド・エンジニアのヨッヘム・ヘーネ(ストゥーディオ・ファン・スフーペン)が、非常に集中的で時間のかかる修復を経て、美しいドキュメントを作り上げた。この修復の結果は、前回の2CDのMahler/StraussとBeethovenと同様、ただただ見事で、メンゲルベルクの演奏の説得力をさらに明らかにしています。もちろん、マタイ受難曲をリリースする目的は、1939年の体験に可能な限り近づけることでもありました。
(ウィレム・メンゲルベルク協会/翻訳:タワーレコード)

ウィレム・メンゲルベルグ協会財団
50年近くにわたってアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者を務めたウィレム・メンゲルベルク(1871-1951)の生涯と芸術的意義に焦点を当てています。この財団は、メンゲルベルクの人生における論争の的となった側面(第二次世界大戦中の彼の姿勢)にもオープンな目を向けていますが、特に、演奏家としての彼の歴史的意義と、彼の広範な音楽遺産を、クラシック音楽と歴史的録音を愛するすべての人々の注目を集めたいと考えています。会長はオランダのメンゲルベルク研究の第一人者フリッツ・ツワルト、名誉会長は指揮者のリッカルド・シャイーが務めています。
(タワーレコード)

メンゲルベルク協会による新リマスター・シリーズ。ピアニストでもあるヨッヘム・ヘーネによるリマスターは非常に手の込んだものです。目立つノイズはひとつひとつ手作業で除去することで音源としての快適さを追求し、さらに最新の研究成果を反映したデジタル技術を駆使することで疑似ステレオ化をおこなっています。
これはホールを知り尽くした演奏家ならではの発想です。半世紀に渡ってメンゲルベルクが指揮していたコンセルトヘボウ大ホールのサウンドは、実際にはとても豊かな間接音を特徴とするものであったことを聴き手に想起させるべく、ヨッヘム・ヘーネの運営するストゥーディオ・ファン・スフーペンは、リバーブ界のトップ企業でもあるアメリカのハイエンド・オーディオ・ブランド「ブリカスティ」の技術者と協力して新たなアルゴリズムを開発しています。
(日本出版貿易)

【曲目】
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ [1685-1750]

◆ マタイ受難曲 BWV 244

ジョー・フィンセント(ソプラノ)
イローナ・ドゥーリゴ(コントラルト)
カール・エルプ(テノール/エヴァンゲリスト)
ルイ・ファン・トゥルダー(テノール)
ウィレム・ラヴェッリ(バス/キリスト)
ヘルマン・スヘイ(バス)

ルイ・ツィマーマン(ヴァイオリン)
フーベルト・バールワーサー(フルート)
ヘオルフ・ブランシャート(オーボエ・ダモーレ)
W. ペデモールス(オーボエ・ダ・カッチャ)
ピート・ファン・エフモント(オルガン)
ヨハネス・デン・ヘルトフ(ピアノ、チェンバロ)

トーンクンスト合唱団
少年合唱団「ザングルスト」
(合唱指揮:ウィレム・ヘスペ)

アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
ウィレム・メンゲルベルク(指揮)
録音:1939年4月2日、アムステルダム、コンセルトヘボウ

ボーナス
◆ 管弦楽組曲第2番 BWV1067

アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
ウィレム・メンゲルベルク(指揮)
録音:1931年6月2日、アムステルダム、コンセルトヘボウ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年05月22日 00:00