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ルノー・カプソン&ローザンヌ室内管『ガブリエル・フォーレ』~未完のヴァイオリン協奏曲、組曲“ペレアスとメリザンド”、子守歌、他

ルノー・カプソン

フランスのヴィルトゥオーソが祝う"生涯の英雄"フォーレの没後100周年記念アルバム


2024年、フランスの作曲家ガブリエル・フォーレが没後100年を迎えます。同じフランス出身のヴィルトゥオーソ・ヴァイオリニスト、ルノー・カプソンがその記念年を祝うニュー・アルバムを発売します。カプソンにとってフォーレの作品は幼少期の頃から驚きとインスピレーションの源でした。大切な仲間であるギヨーム・ベロンとユリア・ハーゲン、そしてローザンヌ室内管弦楽団と共に、カプソンはよく知られたフォーレの作品を称えると同時に、あまり聞かれる機会のない珠玉の作品にもスポットライトを当て、このアルバムで自身にとっての生涯の英雄に敬意を表しています。
ルノー・カプソンは1976年フランスのシャンベリ生まれ。ソリストや室内楽奏者として第一線で活躍しています。14歳からパリ国立高等音楽院に学び、その後ベルリンに移り、トーマス・ブランディスとアイザック・スターンに師事。2013年に自身が創設したエクサン・プロヴァンスの復活祭音楽祭の音楽監督、2016年からはグシュタート冬音楽祭の音楽監督を務め、2014年からはローザンヌ高等音楽院で後進の指導にあたるなど、次世代の音楽家の支援にも力を入れています。
「ガブリエル・フォーレの作品は常に私の音楽人生の中心にあります。フォーレのピアノ四重奏曲第1番とヴァイオリン・ソナタ第1番を聴いたのは8歳の時だったと思います。室内楽を演奏できるようになってからはフォーレのすべての作品を探究しました。それから30年以上、その時と同じ思いでこれらの作品を演奏し続けています」――ルノー・カプソン
「私たち全員にとって、このアルバムをローザンヌで録音することは非常に大きな喜びでした。偉大なガブリエル・フォーレを祝うことを、同じフランス人音楽家としてとても誇りに思っています」――ルノー・カプソン
「カプソンのヴァイオリンは、美しく輝く音の光の輪を作りながら、遅い中間楽章で下降するシャコンヌの低音の上を高く舞い上がる」――『グラモフォン』誌(2017年)
(ユニバーサルミュージック)

【曲目】
フォーレ:
1) ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.14よりAllegro
2-5) 組曲『マスクとベルガマスク』Op.112(第1曲:序曲/第2曲:メヌエット/第3曲:ガヴォット/第4曲パストラール)
6) エレジーOp.24(チェロと管弦楽版)
7-10) 組曲『ペレアスとメリザンド』Op.80(第1曲:前奏曲/第2曲:糸を紡ぐ女/第3曲:シシリエンヌ/第4曲:メリザンドの死)
11) バラードOp.19(ピアノと管弦楽版)
12) パヴァーヌOp.50
13) 子守歌Op.16(ヴァイオリンと管弦楽版)

【演奏】
ルノー・カプソン(ヴァイオリン&指揮)
ユリア・ハーゲン(チェロ)(6)
ギヨーム・ベロン(ピアノ)(11)
ローザンヌ室内管弦楽団

【録音】
2023年10月、ローザンヌ、ボーリュー劇場

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年05月24日 10:00