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Naxos~2024年7月第2回発売新譜情報(4タイトル)

アルベルト・ディートリッヒ

今回はブラームスの友人で「FAEソナタの、もう一人の作曲家」アルベルト・ディートリッヒの交響曲、ヴァイオリン協奏曲、序曲に、エルサレム交響楽団のコンサート・マスター、ジャンナ・ガンデルマンが弾くカタルーニャのヴァイオリン作品集、ウェールズ生まれの女性作曲家グレース・ウィリアムズの歌曲集、音で聴く作曲家の伝記シリーズからヘンデル。世界初録音を含むCD4タイトルがリリースされます。

アルベルト・ディートリッヒ(1829-1908):交響曲、ヴァイオリン協奏曲、序曲
クライディ・サハチ(ヴァイオリン)、クリストフ・ケーニヒ(指揮)ソリスツ・ヨーロピアンズ・ルクセンブルク

【「FAEソナタの、もう一人の作曲家」ディートリッヒの神髄を聴く!】
アルベルト・ディートリッヒ、ドイツのロマン派時代の作曲家で指揮者。ブラームスやシューマンのファンならば、FAEのソナタの共作者として見覚えのある名前でしょう。シューマンに作曲を師事していたディートリッヒは、そこでブラームスと出会って親交を結び、後に指揮者としてブラームス作品のよき理解者となりました。彼の回想録『ブラームスの思い出』は、その時代の息吹を生き生きと伝える第一級の資料とされています。ここでは彼の大規模な管弦楽作品を収録。メンデルスゾーンのように屈託を感じさせない抒情的ロマン派といった趣の楽想に、シューマンやブラームスに通じる語法や響きをまとわせており、ドイツ・ロマン派好きの人ならばきっと楽しめる仕上がりです。欧州の腕利き演奏家を集めたソリスツ・ヨーロピアンズ・ルクセンブルクが力強いサウンドを響かせています。中でもヨアヒムを念頭において書かれたヴァイオリン協奏曲は高度な技巧の見せ場の多い華麗な作品で、クライディ・サハチが献身的な演奏を聴かせます。
(ナクソス・ジャパン)

カタルーニャのヴァイオリン作品集 - グラナドス、モンポウ、カサド、モンサルバーチェ、セルベリョの作品
ヤンナ・ガンデルマン(ヴァイオリン)、ライア・マルティン(ピアノ)

20世紀前半のカタルーニャではグラナドスやアルベニスが民謡を採り入れた多くのピアノ曲を書き、カサドやカザルスがチェロの分野で活躍していました。それに比べヴァイオリン曲はあまり書かれていません。しかしその憂愁に溢れたピアノ曲や歌曲の旋律に魅せられたクライスラーやシゲティらがこれらをヴァイオリン用に編曲、旋律の魅力と名人芸を聴かせる格好の小品として生まれ変わらせています。またアルバムにはヴァイオリンのオリジナル作品も収録。チェロの名手カサドが、1915年に世を去った兄アウグスティンを偲んで作曲したヴァイオリン・ソナタや、モンポウがパリ時代に作曲した唯一のヴァイオリン作品「Altitud 高地」、グラナドスの死後に出版された「ロマンス」や「3つの前奏曲」などを聴くことができます。最後におかれた「ヴァイオリンのためのプローヴァ」の作曲家ジョルディ・セルベリョは1935年バルセロナ生まれ。もともとヴァイオリニストとして活躍するも、交通事故のためキャリアを中断し作曲活動に専念しました。彼の数多くの技巧的なヴァイオリン作品は、聴き手を21世紀の新しいカタルーニャ音楽へと導きます。
エルサレム交響楽団のコンサートマスター、ジャンナ・ガンデルマンが情感に満ちた演奏を聴かせます。
(ナクソス・ジャパン)

世界初録音
グレース・ウィリアムズ(1906-1977):歌曲集
ジェレミー・ヒュー・ウィリアムズ(バリトン)、ウェンディ・ヒスコックス(ピアノ)

イギリスのウェールズ生まれの作曲家グレース・ウィリアムズ。有名な「ロミリー少年合唱団」の指揮者を務めるウィリアム・マシュー・ウィリアムズを父とし、自然豊かなバリーで幼少期から音楽に親しんだ彼女は、やがてカーディフ大学を卒業、王立音楽大学でレイフ・ヴォーン・ウィリアムズに教えを受け、ウィーンではエゴン・ヴェレシュに師事し作曲の研鑽を積みました。その後は第二次世界大戦時に一時的にグランサムに疎開するも、ほぼ15年間、ロンドンで作曲活動と教師としてのキャリアを重ね多くの管弦楽曲などを作曲、注目を集めます。1947年に健康上の理由でバリーに戻りBBCに勤務、亡くなるまでこの地で過ごしました。
ウィリアムズは生涯にわたり声楽曲に興味を抱き、晩年までこのジャンルの作品を書き続けました。この全て世界初録音となるアルバムには、初期の比較的シンプルな曲調から、マーラーやリヒャルト・シュトラウスの影響を受けた1930年代から50年代後半の後期ロマン派風歌曲、BBC勤務時代に依頼された子供番組のための民謡アレンジや故郷ウェールズ独自の言葉の響きを活かした作品まで、彼女の広範囲にわたる歌曲を収録。イギリスの名歌手、ヒュー・ウィリアムズが伸びやかな声で歌い上げました。ピアニストとしても優れた腕を持っていたこの作曲家ならではの華やかなピアノ・パートも聴きどころです。
(ナクソス・ジャパン)

NAXOS GREAT COMPOSERS IN WORDS AND MUSIC
大作曲家 ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル

1-36. 朗読と音楽で綴る生涯
デイヴィニア・キャディ作
ニコラス・ボールトン(朗読)

ヘンデルはドイツのハレで生まれ、ハンブルクでオルガニスト兼作曲家として活動した後、メディチ家の招きでイタリアに渡ってイタリア語のオラトリオやオペラで成功を収めました。その後はイギリスに移り、1714年にハノーファー選帝侯がイギリス王ジョージ1世として即位すると、王のために「水上の音楽」を作曲しました。1723年に王室礼拝堂作曲家となり、1727年にはイギリス国籍を取得して「ジョージ・フレデリック・ハンドル」と名乗ります。1740年代以降には「王宮の花火の音楽」や英語によるオラトリオ「メサイア」などの名作を作曲するかたわら、オルガンやチェンバロの名演奏家として、亡くなるまで栄誉を保ちました。このアルバムには、彼の伝記の朗読(英語)とともにイタリア、イギリス、各々の時代に書かれた名作からの抜粋が収録されています。
(ナクソス・ジャパン)

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年06月21日 00:00