Chet Baker(チェット・ベイカー)|日本独自企画〈パリのチェット・ベイカー:SACDコレクション〉伝説的音源をオリジナル・マスターテープから新たにリマスタリング/DSD化
2024年に生誕95年を迎えるジャズ界永遠のカリスマ、チェット・ベイカー。彼が、1955年~56年にパリでレコーディングし〈バークレイ・レーベル〉に残した伝説的なセッションのDSD化した音源を元に、シングルレイヤーSACD化!
さらに、オリジナル・ジャケットとライナーノーツ付きのシングル・スリーブに収められている180g重量盤LPも発売!
※2024年最新リマスターDSD音源使用/シングルレイヤーSACD~SHM仕様
〈パリのチェット・ベイカー:SACDコレクション〉全3作品
『チェット・ベイカー・カルテット』
本作は、チェット・ベイカー初となるヨーロッパ・ツアーの際にパリで吹き込んだ作品。絶頂期ともいえる彼の美しいプレイが存分に楽しめる。若き天才ピアニストであるディック・ツワージクが、この録音の1週間後にパリで急死してしまったため、ベイカーとの貴重な共演レコーディングとしても語り継がれている。
収録曲 1. ロンデット / RONDETTE 2. ピース・カプリース / PIECE CAPRICE 3. ミッド・フォルテ / MID-FORTE 4. リ・サーチ / RE-SEARCH 5. ポンプ / POMP 6. サッド・ウォーク / SAD WALK 7. ジャスト・デュオ / JUST DUO 8. ザ・ガール・フロム・グリーンランド / THE GIRL FROM GREENLAND 9. ブラッシュ / BRASH
パーソネル: チェット・ベイカー (tp)、ディック・ツワージク (p)、ジミー・ボンド (b)、ピーター・リットマン (ds)
1955年10月11日&14日、パリ、スタジオ・パテ=マゼランにて録音
『チェット・ベイカー・カルテット Vol.2』
本作は、夭折の天才ピアニストであるディック・ツワージクの死去からわずか3日後に行われたセッションで、若きフランス人ピアニストのジェラール・グスタンと、スイス人ドラマーであるバート・ダーランダーを起用している。お馴染みのスタンダード曲を中心に、仲間を失ったベイカーの悲しみを感じ取れる名録音。
収録曲 1. ゼアズ・ア・スモール・ホテル / THERE’S A SMALL HOTEL 2. 四月の思い出 / I'LL REMEMBER APRIL 3. ジーズ・フーリッシュ・シングス / THESE FOOLISH THINGS 4. オータム・イン・ニューヨーク / AUTUMN IN NEW YORK 5. サマータイム / SUMMERTIME 6. ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド / YOU GO TO MY HEAD 7. テンダリー / TENDERLY 8. ラヴァー・マン / LOVER MAN
パーソネル: チェット・ベイカー (tp)、ジェラール・グスタン (p)、ジミー・ボンド (b)、バート・ダーランダー (ds)
1955年10月24日、パリ、スタジオ・パテ=マゼランにて録音
『チェット・ベイカー・アンド・ヒズ・クインテット・ウィズ・ボビー・ジャスパー』
本作は、1955年10月から1956年2月にかけて行われた幾つかのセッションをまとめた1枚。カルテット、クインテット、そしてオクテットという異なる編成に取り組み、一部ボビー・ジャスパーをゲストとして迎えるなど、これまでのパリでの作品とは趣が異なる内容だが、ベイカー・サウンドの色々な面を垣間見ることが出来る佳作となっている。
収録曲 1. ハウ・アバウト・ユー? / HOW ABOUT YOU? 2. ワンス・イン・ア・ワイル / ONCE IN A WHILE 3. チケタ / CHIK-ETA 4. アローン・トゥゲザー / ALONE TOGETHER 5. チェット / CHET 6. ダイナ / DINAH 7. テイスティ・プディング / TASTY PUDDING 8. アンティシペイテッド・ブルース / ANTICIPATED BLUES 9. ヴライン / VLINE 10. エグジタス / EXITUS
パーソネル: チェット・ベイカー (tp)、ボビー・ジャスパー (ts on #1, 3)、ジャン=ルイ・ショータン (ts on #7, 8)、ルネ・ユルトルジェ (p on #5, 6, 9)、フランシー・ボラン (p on #7, 8)、ジミー・ボンド (b on 5, 6, 9)、ベノワ・カザン (b on #1-4, 10)、ジャン=ルイ・ヴィアレ (ds on #1-4, 10)、バート・ダーランダー (ds on #5, 6, 9)、ピエール・ミシュロ (cond on #5, 6, 9)、他
1955年10月25日~1956年2月1日、パリ、パリ、スタジオ・パテ=マゼランにて録音