毛塚了一郎『音盤紀行 3』2025年2月20日発売
第3巻は「旅」をコンセプトに作品を編みました。
世界各国、いろんな時代を舞台にレコードと音楽の紡ぐオムニバス連載「音盤紀行」。
・近未来月面。月の老音楽家と助手アンドロイドの共同作業。言葉にできない想いを音楽に込めるふたりの交流を描く「ムーネイジボイジャー」
・70年代イギリス。英国北部湖水地帯に休暇にきたアイノ。そこで出会うのは母から受け継いだ曲のルーツを探すアメリカ人の青年だった。恋の始まる予感漂う「ファラウェイフォーク」
・80年代アメリカ合衆国。ニューヨークのとあるホテルの一室で密かに営業する海賊盤屋があるらしい。訪れるは盲目の女。彼女の音楽愛は小さなきっかけから爆発する「キャロラインホテル、510号室」
・80年代東欧。ポップミュージックの禁じられた国で西側の音楽を楽しむラナたち。ドイツからの旅行者との出会いが秘密の音源作成に向かわせる「暗地下のビートバンド」
・現代南アジア。ついに祖父が旅したパジャールにやってきた麻耶奈。現地で音楽を奏でる少女は音楽を金稼ぎの手段だという。亡き祖父の願いを見つけ出す「輪奏紀行」
など珠玉のエピソード満載です。
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掲載: 2024年12月24日 12:00