懐かしの楽曲満載のカバーアルバムが発売!幅広い世代に愛される“ワンピ楽曲”
漫画家・尾田栄一郎原作のTVアニメ「ONE PIECE」。壮大なストーリーはもちろん、アニメをより一層盛り上げる主題歌や挿入歌などの“ワンピ楽曲”も、幅広い世代に愛されるワンピの魅力のひとつだ。
●漫画やアニメだけに留まらないワンピの魅力
ワンピ楽曲といえば、初代主題歌の『ウィーアー!』を思い浮かべる人が多いだろう。同曲を歌うきただにひろしは、2011年の主題歌『ウィーゴー!』など、ワンピを代表する主題歌を数多く担当してきた。
そんなきただにのカバーアルバム『ONE PIECE COVER SONGS~仲間の印×~』が、3月26日に発売されることが決定。きただに自ら厳選したワンピ主題歌の11曲が収録されており、豪華な楽曲ラインナップに多くのワンピファンから注目が集まっている。
収録曲で有名なのが、BUMP OF CHICKENの『sailing day』。バンプとしては初の映画タイアップ曲であり、歌詞やミュージックビデオに主人公のモンキー・D・ルフィを思わせるような要素が盛り込まれるなど“ワンピ愛”も強い。
例えば“出航日”という意味をもつ曲名と、歌詞の中に散りばめられた船、舵、帆などのワード。さらに、ルフィの名言「当たり前だ!」がそのまま歌詞として表現され、ミュージックビデオではルフィの格好をした人たちが一斉に走り抜けるシーンがみられた。
2022年の映画『ONE PIECE FILM RED』主題歌であるAdoの『新時代』も収録。作詞・作曲と劇伴音楽を担当したのは、世界中のポップシーンに影響を与えてきた中田ヤスタカだ。劇中歌としてMrs.GREEN APPLEやVaundy、折坂悠太、秦基博などの実力派アーティストたちがAdoに楽曲提供したことでも話題を呼んだ。
カバーアルバムには他にも、2024年の「NHK紅白歌合戦」に初出場したDa-iCEや、2005年のシングル『NO MORE CRY』で一躍有名となったD-51などの主題歌が選曲されている。
漫画に留まらないワンピの魅力。音楽だけでなく、さらに多方面からワンピの魅力を発見することができるのが、“笑い”と“モフモフ”が詰まった特集本「ONE PIECE magazine 特集 ゆるいONE PIECE~Laugh&Moff~ 019」。
お笑い芸人が選んだ思わずクスッと笑ってしまうワンピギャグの紹介や、ギャグ&コメディ作家による14作品ものトリビュート漫画など、楽しさが凝縮された1冊だ。
カバーアルバムと合わせて、本書もぜひチェックしてみてほしい。
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掲載: 2025年02月04日 11:50