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アニメも人気だけど…実は怖すぎる「ちいかわ」のホラー回

「めざましテレビ」にて、毎週火曜と金曜に放送されている大人気アニメ「ちいかわ」。原作は、イラストレータのナガノがXにて連載中の「なんか小さくてかわいいやつ」という大人気漫画だ。今や「ちいかわ」という愛称で幅広い世代に親しまれているが、実は原作には背筋が凍るようなホラー回が多いことをご存知だろうか。

●癒やし×ホラー!『ちいかわ』恐怖エピソードに迫る
「ちいかわ」といえば、ぽってりとした愛らしいフォルムのキャラクターと癒やし系のストーリーが印象的。しかし、この作品の魅力はそれだけではない。時折描かれるゾクッとするようなホラー回が、作品の世界観に深みを増す重要な要素となっている。

中でも特に有名なのが、「拾魔(ひろま)編」と呼ばれるエピソードだ。うさぎがお土産に持ち帰ったピンク色のきれいな石に不思議と惹かれるちいかわとハチワレは、うさぎの後を追って古い旅館へ。中では歌いながら大きなピンクの石を削るモブたちの姿があった。自然と作業に加わるちいかわ達だったが、突然走り出したうさぎが石に変えられてしまう。

そう、旅館で削られていたのは、呪いによって姿を変えられた同族だったのだ。衝撃的な展開の後、ちいかわとハチワレは呪いの元凶となる蛇の置物と戦うことになる―。

他にも、ちいかわの家が謎の「赤い手」に襲われる純粋なホラー回や、うさぎとハチワレが呪われたステッキで巨大なキメラになってしまう回など、「トラウマになる」といった声があがるほどの恐ろしいエピソードが数多く存在する。

最新刊である7巻にもホラー回とされる「あくむ」が収録されている。にらめっこ対決を仕掛けてきた象に負けてしまい、その夜から謎の悪夢にうなされるようになったちいかわ。うさぎと一緒に討伐へ向かい再度にらめっこ対決に挑むが、果たしてちいかわ達は勝つことはできるのか?

可愛らしいキャラクター達が織り成す、時に恐ろしく、時に心温まる不思議な物語。そんな「ちいかわ」最大の魅力を、原作ではページをめくる度に体感できる。ぜひ単行本を手に取って、奥深いナガノワールドにどっぷり浸かってみてほしい。

タグ : レビュー・コラム

掲載: 2025年02月26日 19:30

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