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公演のセルフプロデュースに絵本制作、趣味は将棋?プロスケーターになった羽生結弦の才能がマルチすぎる

2022年に現役引退を発表し、現在はプロスケーターとして活躍している羽生結弦。2月には3度目となる単独公演「Yuzuru Hanyu ICE STORY 3rd “Echoes of Life”TOUR」が千秋楽を迎えるなど、精力的に活動を続けている。

●リンク上だけにとどまらないマルチな才能
現役時代には最後まで4回転半に挑み続けた羽生結弦だが、そのストイックさは今も健在。実は、羽生結弦はこれまでの単独公演すべてをセルフプロデュースしている。しかし、忙しい本業の隙間をぬってのプロデュース業は苦労も多いようだ。今回の単独公演では練習の合間に、哲学書や太宰治の「人間失格」などを読みながら3日間徹夜で台本を書き上げたという。

スケーターとしては人気・実力ともに折り紙つきの羽生結弦だが、実はそれ以外にも幅広い才能を持っている。2023年12月には絵本「GIFT」を発売。羽生結弦が綴った文章に、人気創作集団CLAMPがイラストを添えるという夢のようなコラボレーションが実現し話題となった。

さらに2024年には、ファッションブランド「GUCCI」のアンバサダーに就任。長い手足やしなやかな体つきを活かしてGUCCIを着こなし、洗練された魅力でファンを惹き付けている。

GUCCIの衣装を着こなす姿は、ライフスタイル誌「BRUTUS」1018号でも見ることができる。同誌では「美しい建築と窓。」をテーマに、撮り下ろしとインタビューを10ページにわたり掲載。撮影中は音にこだわりのある羽生らしく、それぞれのシーンにあったBGMを自ら選んで流していたという。


インタビューでは、自身の性格を窓に例え「ツアーをしている時期は……カーテンを閉めているかも。とにかく周囲の雑音を遮断し、自分に集中して、良いパフォーマンスをする。その後にこっそりとカーテンをめくって、見てくださった方がどんな反応をしているのか確かめたくなります(笑)」など、茶目っ気も交えて語っている。

その他にも、ゲームや将棋、けん玉などさまざまな趣味を持つ羽生結弦。過去には「今年の漢字」を聞かれて、将棋の“成駒”になぞらえて「成」と答えたこともある。ちなみに“将棋界の羽生”こと羽生善治棋士も、2022年の羽生結弦プロ転向の際には「羽生結弦さんはトッププロと思える全てを既に成し遂げているようにも見える」などとXに投稿したこともあった。

プロスケーターとして、そしてマルチな表現者として、今後も様々なフィールドで活躍していってほしい。

タグ : レビュー・コラム

掲載: 2025年02月26日 19:35

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