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遅咲き俳優・松本若菜の軌跡……アルバイト掛け持ちの下積み時代から“松本劇場”での大ブレイクまで

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4月スタートのドラマ『Dr.アシュラ』で主演を務める松本若菜。フジテレビの連続ドラマには7年連続で出演し、2年連続で主演に抜擢されるなど、今や押しも押されもせぬ売れっ子俳優に。2024年のブレイク俳優ランキング(女性編)では堂々の1位に輝くなど、その活躍は目覚ましい。

しかし、そんな松本も順風満帆なキャリアを歩んできたわけではない。実は、長い下積みを経てブレイクを果たした“遅咲き俳優”として知られているのだ。

●下積み時代を乗り越え“松本劇場”で大ブレイク

1984年生まれ、鳥取県出身の松本。2006年に上京し、2007年に『仮面ライダー電王』で俳優デビューを果たすも、すぐに脚光を浴びることはなかった。アルバイトを掛け持ちしながら、数々のドラマ・映画に出演して演技力を磨く日々。そんな約10年に及ぶ下積み時代を経て、2017年公開の映画『愚行録』でヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞。徐々にその実力が評価されていく。

転機となったのが、2022年4月期の連続ドラマ『やんごとなき一族』だ。主人公の義理の姉として主人公に嫌がらせをするクセの強い役どころで、変顔や替え歌を交えたインパクト抜群の演技を披露。“松本劇場”と評されるほどの存在感で、一躍注目を集めた。

このブレイクをきっかけに、連続ドラマや大河ドラマなど、話題作へ次々出演。2024年7月期の連ドラ『西園寺さんは家事をしない』では、芸歴18年目にしてついにゴールデンプライムタイムの連続ドラマで主演を飾った。

また、最新主演作『Dr.アシュラ』では、スーパー救命医役というシリアスな役どころに挑戦。俳優・松本若菜の新たな一面が垣間見える作品となりそうだ。

そんな松本の魅力をより深く知ることができるのが、2023年に発売された初のフォトエッセイ「松の素」。本人の言葉で綴られた下積み時代の想いに加え、消しゴムハンコや手芸などの多彩な趣味、愛猫との日常エピソードもたっぷりと収録されている。俳優としてだけでなく、ひとりの人間としての松本若菜に触れられる一冊だ。

さらに、“なりきりカット”と呼ばれる4人(+1頭)のキャラクターになりきった写真は、松本の俳優魂とユーモアが詰まった見どころのひとつ。本人も「私が面白い!と思ったことを率直に綴りました」と語っており、飾らない素顔が詰め込まれたファン必携の作品となっている。

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タグ : レビュー・コラム

掲載: 2025年04月15日 12:22

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