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キュンが止まらない!『君がトクベツ』だけじゃない共感度MAXの幸田もも子作品

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2024年6月20日から公開される映画『君がトクベツ』。数々のヒット作品を生み出している人気少女漫画家・幸田もも子による同名マンガが原作で、幸田作品の実写映画化は4作品目となる。

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●胸キュン必至!幸田作品の映画化史

数ある幸田作品の中から、過去に実写映画化で話題を呼んだマンガを振り返ってみよう。幸田もも子は、2002年に「たまごやき」で漫画家デビューし、2010年には別冊マーガレットで「ヒロイン失格」の連載を開始。若い世代を中心に人気となり、累計160万部を突破するヒットとなった。

主人公は、幼なじみの寺坂利太に想いを寄せる高校生・松崎はとり。自分こそが利太にふさわしい「ヒロイン」だと信じて疑わない彼女だが、利太が別の女子・安達未帆と交際を始めたことで自信が大きく揺らいでいく。2015年に実写映画化され、はとりを桐谷美玲が、利太を山﨑賢人が演じて話題を集めた。

続いて映画化されたのは、2018年公開の『センセイ君主』。浜辺美波竹内涼真が主演を務めた本作は、教師と生徒の恋を描いた学園ラブコメディで、実は『ヒロイン失格』とも繋がりがある。竹内が演じた教師・弘光由貴は、『ヒロイン失格』ではとりに急接近するキャラクター・弘光廣祐の兄という設定。両作を知るファンには嬉しいリンクとなっている。

2024年に実写映画が公開された『あたしの!』は、帰国子女の御共直己をめぐり、ヒロインの関川あこ子と親友の谷口充希が恋のライバルとして火花を散らす物語。元日向坂46の渡邉美穂と元=LOVEの齊藤なぎさの共演が注目を浴びた。

今回新たに映画化される『君がトクベツ』は、大橋和也畑芽育のW主演。世のイケメンを呪う陰キャ女子高生・若梅さほ子と、国民的アイドル・桐ヶ谷皇太のまさかの出会いと恋愛模様を描くラブコメディとなっている。まるで正反対の世界に生きるふたりが織りなすストーリーは胸キュン間違いなし。ときめきがほしい人にぴったりの作品だ。

ふたりのキャスティングについて、幸田も「本当にさほ子が漫画からスポンと出てきてくれたみたい」「個人的にもし実写化したら皇太は大橋くんに演じていただきたいなぁと密かに夢見ていたので、決まった時はクルクル回ってしまいました嬉しくて!」と喜びの声を上げている。

デビュー以来、世代を超えて多くの読者・視聴者の共感とときめきを呼び起こしてきた幸田作品。映画『君がトクベツ』もまた、幸田もも子の魅力を余すことなく映し出す一本になるだろう。

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タグ : レビュー・コラム

掲載: 2025年06月09日 16:50