Blood Orange（ブラッド・オレンジ）『Essex Honey』現代インディーR&Bシーンを牽引する至高の天才アーティストによる最新アルバム

イギリス出身、アメリカ・ニューヨークを拠点にシンガーソングライター/プロデューサーとしてマルチに活動するブラッド・オレンジの7年ぶりとなる5thスタジオ・アルバム！

ドゥルッティ・コラム、キャロライン・ポラチェック、ベン・ワット、ダニエル・シーザー、ロード、ブレンダン・イェーツ (ターンスタイル)等の豪華ゲストが参加！

輸入盤CD

輸入盤2LP

■作品詳細

デヴ・ハインズは、2011年リリースのシングル「ディナー」で"ブラッド・オレンジ"として初めて作品を発表。同年、1stアルバム『コースタル・グルーヴス』を発表し、デビュー作ながら高い評価を獲得しイギリスを中心に音楽関係者の目に留まる。

翌々年2013年リリースの2ndアルバム『キューピッド・デラックス』が世界各国で大ヒットを記録、その名を世界に轟かせると同時に、ファンク、ソウル、アンビエント的要素と、ニューヨークやロンドンの都会的な洗練さが入り混じるインディーR&Bスタイルの独特の音楽性が幅広く評価される。

突如として2025年6月26日にリリースされた今作からの1stシングル「ザ・フィールド」には、ザ・ドゥルッティ・コラム、タリク・アル・サビル、キャロライン・ポラチェック、ダニエル・シーザーという豪華でジャンルレスなアーティストたちがフィーチャリングで参加。続いてブラッド・オレンジのSNSで「I made an album.」というメッセージと共に本作をリリースするに至った経緯とアルバムに参加するアーティストたちをラインナップするティージング動画を公開。

アルバムの発売にあたり、デヴ・ハインズは次のように語る。
「好きな音楽を聴いて、それに癒されて、それをコピーしようとする。少なくとも私はそうやって学んだ。今は、以前より多くの音楽を聴いていると思う。しばらく離れていたけれど、アルバムができた。悲しみ、イギリス、青春、そして音楽について語っている。」

『Essex Honey』は、家族の喪失による悲しみ、イングランドという土地、そして人生を通して音楽が持つ癒しと共同体の力をテーマにしている。歌詞は日記風でありながら共同体的なものであり、喪失の後にしばしば訪れる記憶のもやの中に存在するものとなっている。音楽的にはアナログ・レコーディング通して、チェロのモチーフの繰り返し、ブラッド・オレンジの初期の作品へのオマージュ、そしてデヴ・ハインズの青春時代からの様々な音楽的体験が音に反映されている。

音響的には、エセックスで育ち未来を思い描いていた少年時代の彼の夢に織り込まれた、パンクなディストーションとメロディアスで幻想的な音色を奏でるアコースティックギターなど、様々なアレンジと楽器が用いられている。

今作には、ザ・ドゥルッティ・コラム、キャロライン・ポラチェック、ムスタファ、ダニエル・シーザー、ロード、ゼイディ・スミス、ティルザ、ブレンダン・イェーツ (ターンスタイル)、ベン・ワット(エヴリシング・バット・ザ・ガール)、メイベ・フラッティ等の豪華ゲストが参加している。デヴ・ハインズとグラミー受賞歴もあるアメリカのエンジニア兼プロデューサーであるMikaelin "Blue" Bluespruceとの共同作業によるプロデュースとミックスが行われ、マスタリングはエジプト出身でニューヨーク在住の女性エンジニア、Heba Kadryが手掛けた。

■収録曲

1.Look At You
2.Thinking Clean
3.Somewhere In Between
4.The Field (Ft. Caroline Polachek, Daniel Caesar, The Durutti Column & Tariq Al-Sabir)
5.Mind Loaded (Ft. Caroline Polachek, Lorde & Mustafa)
6.Vivid Light
7.Countryside (Ft. Eva Tolkin, Ian Isiah & Liam Benzvi)
8.The Last Of England
9.Life (Ft. Charlotte Dos Santos & Tirzah)
10.Westerberg (Ft. Eva Tolkin & Liam Benzvi)
11.The Train (King's Cross) (Ft. Caroline Polachek)
12.Scared Of It (Ft. Ben Watt & Brendan Yates)
13.I Listened (Every Night)
14.I Can Go (Ft. Mabe Fratti & Mustafa)

▼▼『Essex Honey』参加アーティスト達のオススメ作品▼▼

The Durutti Column『Vini Reilly ［3CD+DVD+CD Single］』

ジョイ・ディヴィジョンやニュー・オーダーなど、ポスト・パンク ―ニュー・ウェイヴ期の重要レーベルとして認知されているFACTORY作品群の中でも、異色かつ孤高な存在として今もなお人気を博しているドゥルッティ・コラムが1989年に発表した名作のボックス・セット！

Caroline Polachek『Desire, I Want to Turn into You』

ブラッド・オレンジ『Essex Honey』に2曲で参加！人気デュオ"Chairlift"のボーカルとして活躍し、BeyonceやTravis Scottに楽曲提供を行った経歴を持つ才女キャロライン・ポラチェックによる2023年の傑作！

Ben Watt『Storm Shelter』

ネオアコの象徴的バンド、エヴリシング・バット・ザ・ガールのベン・ワットによるピアノ弾き語りのミニ・アルバム！カヴァーを含む全6トラック収録！

Mustafa『DUNYA』

カナダ・トロント出身のSSW/詩人/映像作家のアルバム。ムスタファは、ドレイクに見いだされ、ザ・ウィークエンド、カミラ・カベロ、ジャスティン・ビーバーらのソングライターとしても知られている。

Daniel Caesar『Son Of Spergy』

カナダのトロント出身のR&Bシンガーソングライター、ダニエル・シーザーによる2年ぶり4枚目のアルバム！

Lorde『Virgin』

ニュージーランド・オークランド出身のシンガー・ソングライター、ロードによる4枚目のオリジナル・アルバム！ヒット・シングル「ホワット・ワズ・ザット」収録！

Turnstile『Never Enough』

『Essex Honey』に参加するブレンダン・イェーツがフロントマンを務める、ハードコアやジャンル境界線を大胆にいとも簡単に飛び越えるボルチモアの5人組ターンスタイルの最新作！