ヒロイン全員幼馴染!話題作「幼馴染とはラブコメにならない」がついにアニメ化

2026年1月から放送が始まるアニメ『幼馴染とはラブコメにならない』が、放送前から話題を集めている。三簾真也による同名マンガは、2022年3月より講談社のマンガアプリ「マガジンポケット」で連載を開始。幼馴染同士の恋愛模様を軸にしたラブコメディとして人気を博し、原作コミックスは2025年11月7日に最新18巻が発売されたばかりだ。連載が3年を超えてなお勢いを保つ注目作が、いよいよアニメで動き出す。
▶コミック「幼馴染とはラブコメにならない」一覧はこちら。
●「幼馴染とはラブコメにならない」が描く“じれったい青春劇”
物語の主人公は、男子高校生・界世之介。ヒロインのひとりである幼馴染・水萌汐は、世之介の隣の家の隣の部屋に住むという近すぎる関係だ。世之介は汐への想いを悟られまいと平静を装うが、汐は世之介をドキドキさせようと“ラブコメあるある”を次々と仕掛けてくる。
朝起きたら隣で寝ていたり、恋人つなぎで登校したり……。お約束の連続を、世之介が必死に受け流す姿がコミカルで、思春期のもどかしさを鮮やかに映し出している。
第1巻からテンポの良い掛け合いと絶妙な“間”で進む物語は、王道の展開を踏まえながらも、キャラクターの心理描写や“あるある”の仕掛け方に独自のセンスが光る。三簾ならではのテンポ感や感情表現が、アニメ化でどう描かれるのかも注目ポイントだ。
本作の大きな特徴は、ヒロイン全員が世之介の幼馴染である点。序盤では汐とツンデレな幼馴染・火威灯との三角関係が描かれるが、やがて月見るなや日向春といった幼馴染も加わり、さらに賑やかで予測不能な展開へ。4人それぞれが世之介に想いを寄せながらも、互いを意識し合う複雑な関係性が繰り広げられる。
笑いと切なさが同居する新時代のラブコメ作品「幼馴染とはラブコメにならない」。2026年1月の放送開始を待ちながら、まずは原作で“じれったい青春劇”を味わってみてほしい。ページをめくるたび、誰もが“ラブコメあるある”の世界に引き込まれるはずだ。
▶コミック「幼馴染とはラブコメにならない」一覧はこちら。
タグ : レビュー・コラム
掲載: 2025年11月25日 20:00

